なにかと心が沈みやすい。
どうしたら心を強くすることができるのかな。
こんなお悩みを持つ方に向けて。
心が揺れやすいと大変なことも多いよね。
本で学んだ心を強くするコツがあるので紹介するね。
今回は、「繊細な人が強い心をつくるには?」というテーマでお話していきます。
書籍『鬼滅の刃流強い自分のつくり方』をベースにしています。
「鬼滅の刃」に登場するキャラクターたちは人間でありながら鬼に向かって立ち向かうとても強い心を持っています。
どうしたらこんなに強くなれるのか、どうしてあきらめずにいられるのか。
私自身、この作品にふれてみてそう思うことがよくありました。
そこについて詳しく書かれている本を読み、繊細な気質を持つ自分が読んでみて学べる点があったので共有します。
繊細でも強い心をつくることはできる
もともと繊細な性格だから強く生きるのはむずかしいのでは?
本を読むまではそんなふうに思っていました。
でも、実際は物事の考え方やとらえ方次第で心を強く育てることはできるんですよね。
繊細な気質を持つ人は人の痛みにも敏感なので、心の優しい人が多いです。
それはそのままその人の魅力になりますが、ネガティブな部分にふれるたびに精神的にダメージを受けやすいということでもあるのかなと思います。
私自身、小さなことにも反応してしまい落ち込んでしまうことが多くありました。
それでも、繊細さを残したまま心を強く持つことはできるし、それは繊細な人にとって人生を豊かに生きることにつながると思います。
繊細な人が強い心をつくるコツ
繊細な気質をもつ私が『鬼滅の刃流強い自分のつくり方』を読んで強い心をつくるコツを学んだので紹介します。
以下の7つです。
①小さな成功を自覚し、認める
どんな小さなことでもできたときは「よし、できたぞ」続けられているのなら「今日もできた、やったー」と一つ一つ自覚して認めることです。
完璧主義な人や自分にきびしい人ほど、こんなことはできて当たり前だ、こんなことしかできないなんて自分はまだまだだと考えてしまうかもしれません。
実際、昔の私はそう考えていました。
でも、それって不安を生みやすい考え方だし、自分に対していつもプレッシャーを感じることになるんですよね。
それは結果的に自分を追い詰めることになり、心身のストレスになってしまいます。
でも、「今日もできた」「こんなこともできた」と自分自身のやっているどんな小さなことも認めて、褒めてあげればどんどんやる気も高まりますし、ポジティブな気持ちになれます。
この習慣が自己効力感を高めてくれるのだそうです。
②壁にぶつかったらふんわり受け入れる
目の前のことがうまくいかない、他人からの言葉に傷ついてしまう、試練のような出来事がおきたとき、あなたはどうやって自分の心と向き合っていますか。
そんなときは心が折れそうになったり自信喪失してしまったりすることがあるかもしれません。
でも、見方を変えてみるとそれが自分を強くしてくれるものになります。
壁にぶつかったときは誰でも悩んだり、どうしていいのかわからなくなります。
そんなときはその状況に抵抗したりするよりもふんわりと受け入れて、「強くなるいい機会かも」と前向きに考えてみるのです。
物事の捉え方が変わると向き合い方も変わってくると思います。
③一つずつ課題をクリアする
大きな夢があったり、達成したい目標があるとき、もっと早く叶えられないかなと焦ってしまうことがあります。
こんなときは「一つずつ課題をクリアしていく」という言葉が気持ちを落ち着かせてくれます。
例えば、今5歳の少年が「来年から10歳になる」と言ってもそれはむりなこと。
何事も目の前の段階を一つ一つ踏んでいく必要があるからです。
私はこのことをよく知らなくて冷静でなくなり、いろいろと痛い目をみたこともあります。。
一つずつクリアしていけば確実に目標や夢の実現に近づいていることになります。
「あぁ、いま自分は着実に夢に向かって前に進むことができている」
そう思えると心に希望を持ちながら歩むことができます。
④行動する価値を体感する
内気な人や繊細な人ほど自分の殻に閉じこもりやすい傾向があるかもしれません。
でも、それは感受性のアンテナが鋭くこれまでいろんなダメージを受けたりして心が敏感になっているからではないかと思います。
自分の殻に閉じこもったり、一人になりたいと思うのは自分を守るためでもあり、必要な休養をとるためです。
なのでそれをコンプレックスに感じたり、克服しようと無理をしなくてもいいと私は思っています。
私自身、その傾向が強く長い時間を一人で過ごすタイプの人間ですが、行動することへの恐怖心や不安感を減らしてあげれば自然と外に出ようかなと思えたりします。
行動することに慎重になるのは失敗したり恥をかくことをおそれていたりするからかもしれません。
でも、失敗はすべていい経験になるし、何らかの行動を起こしてみると少なくとも前に進むことはできるし、経験も増やせる。そんなにわるいことは起こらない。
私はそう体感するようになってから行動することの価値を感じるようになりました。
ときには行動して傷ついたりすることもありますが、一つ一つ向き合う丁寧さが内向型の人にはあるのできっとうまくいくと思っています。
⑤素直でいる
『鬼滅の刃』の主人公・竈門炭次郎はとても素直な心をもつ少年です。
- 素直に人の話を聞き、人の意見に耳を傾ける。
- 相手のすごい部分を素直に認める。
素直さは人を成長させてくれます。
人から学ぶ姿勢や他人のいいところに気づき、吸収する力はきっとこれからの人生にプラスになります。
もちろん人の意見をすべて受け入れ取り入れる必要はないですが、とりあえず聞いてみるというスタンスはきっと未来をもっとよくしてくれると思います。
⑥他者のすごさを歓迎する
この世界にはいろんな人がいるので、他者のすごい部分にふれることもたくさんありますよね。
そんなとき、相手のすごさを認めるといいことがあります。
相手と自分の違いはどこにあるのか、自分に足りないのはなにかという部分が見えてくるからです。
こうした部分に目を向けてみると「じゃあどうしたらいいのかな」と考えるようになります。
そうなればどんどん前に進めるし、いい結果にもつながりますよね。
私はよく凄い人をみると自分と比較して卑屈になってしまったり、なんだか劣等感を感じてしまったりしていました。
自分と年齢が近いとか、自分と似た要素のある人はとくに嫉妬心なんかを感じやすかったりします。
でも、嫉妬するよりも相手のすごいところを認めて歓迎する姿勢でいたほうが相手にも自分にもプラスになるよね、と本を読んで気づかされました。
⑦自分で考える力をつける
「自分で考えることが大事だよ。」
とくに最近はよく耳にするようになりました。
最初は人から教わることで基礎を学ぶことができますが、いつかは自分で物事を考えたり解決することができるようになる必要がありますよね。
「自分がどう生きたいのか」という大きなテーマについても自分で考えなければ自分らしい道を歩むことはむずかしいものです。
何かに行き詰ったり、悩んだときは自分で考えてみるいい機会です。
例えばこんな問いかけをしてみます。
- 今目の前にある問題はどんなことか
- どうしたら改善するだろうか
- どうなれば自分は満足するのか
こんなふうに自問してみます。
自分に質問することで脳は答えを出そうとするもので考えるきっかけになります。
紙に書くと頭の中を整理しやすくなりますのでおすすめです。
心は強く育てることができる
今回は、繊細な人が強い心をつくるコツについてお話してきました。
強い心というのはもともとあるものというよりは育てていけるものなんですよね。
自分の心と向き合うことや考え方を前向きにすることでどんどん心はタフになっていくのではと思います。
では今日はこのくらいに。
この記事が何かのお役に立てれば、幸いです。
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