絵が今よりもうまくなりたい。
もっと表現の幅を広げたい。
そんな方に向けて。
今回は、「絵の上達につながる4ステップ」というテーマでお話していこうと思います。
絵を描いていると、もっと上手くなりたいけれどどうしたらいいのかわからない。。
そんな悩みがある人もきっと多いのではないでしょうか。
実際に絵の上達法はいろいろありますよね。
でも、描いていて楽しくないとなかなか続かないし、絵を描くことが苦しい時間になるのはつらいものです。
できるだけ楽しみながら、絵も少しずつうまくなっていく。
そんな流れだといいですよね。
そこで今回は、私が実践している絵の上達法をお伝えします。
絵の上達につながる4ステップとは?
ここからは私がしている絵の上達につながる4ステップを紹介します。
ステップ①大好きな人の絵をたくさん見る
まず1つ目は、「大好きな人の絵をたくさん見る」という部分です。
これは自分の好きな絵を見ることで自分好みの絵とはどんなものか探ったりしていくことですね。
大事なのは、自分が好きだな、いいなと感じる絵かどうかです。
絵が上手いといってもそれは描き方によってさまざまです。
リアルに描く絵と絵本のような絵ではまた上手さの種類が変わってくると思います。
リアルな絵はより臨場感を感じたり、光の入り方が美しいという部分に上手さを感じるかもしれません。
その一方で、絵本のようなテイストの絵は現実感があるかというよりは色彩の魅力やかわいらしい雰囲気、物語性を感じる描き方などに上手さがあったりします。
なので、自分がどういう絵が好きでどんな絵を描きたいのかがまず先にあり、そのあとに自分の望む描き方がある、これが大切なのではないかと思います。
そのため、普段からアプリでもなんでもいいのでいろんな絵を大量にみてインプットすることが大事です。
私は一日一分くらいピンタレストでいろんな絵を見つけて、いいなと思った絵はピンしたりして集めるようにしています。
こうしておくといつでも見られるようになるので制作するときのヒントになったりします。
ステップ②好きな絵の惹かれるポイントを書き出してみる
2つ目のステップは、「好きな絵の惹かれるポイントを書き出してみる」ことです。
自分が描きたい絵を描くには自分がいいなと感じる絵の特徴を知ることが大事だと思います。
なのでステップ1でいろんな絵を見るようにしていくと自分が惹かれる絵の傾向や共通項などが見えてきたりします。
そこでどんな部分がいいと感じたかを書き出してみるのです。
すると新しく絵を描くときにその要素を取り入れてみたりすることもできます。
それは絵の中に自分だけのこだわりやオリジナリティーが生まれるきっかけにもなるかと思います。
ステップ③いい部分を自分の絵に取り入れてみる
3つ目のステップは、「いい部分を自分の絵に取り入れてみる」という部分ですね。
この絵すごくいいな、自分もこんな絵を描きたい、描けるようになりたい。
いろんな作品を見てみるとそう感じることもあるのではないでしょうか。
私も心惹かれる作品に出会うとそう感じることがよくあります。
でも、本当に描きたいのはやっぱり自分の絵だと思うのです。
そこですごくいいと感じた絵の要素を自分の絵に取り入れてみると自分が本当に描きたい絵に近づける気がします。
例えば、ピンクとブルーの配色が綺麗で惹かれたのなら自分でもピンクとブルーをメインにした絵を描いてみる、というイメージですね。
いいと感じた要素を部分的に抽出して取り込む感じです。
こうしていくと他の人の作品から学びを得やすくなったり、自分好みの絵を作り出すことにもつながると思います。
ステップ④一つの絵を限界まで描きこんでみる
ステップ4は、「一つの絵を限界まで描きこんでみる」ですね。
心惹かれる絵というのは人によってさまざまですが、絵画だとやっぱり描きこんである作品ほど目を奪われたりすることが多いのかなと感じます。
しっかり描きこんである部分が絵の中にあると自然と目がいきますし、見ごたえのある作品になるのかなと。
また、一つ一つの作品をこれ以上は描けないな、、というレベルまで描いていくようにすると自然と描写力がついてきます。
なので枚数を描くごとに少しずつ絵が上達していくのではないかと思います。
さいごに
今回は、私が実践している絵の上達法4ステップを紹介しました。
絵が上手くなる方法は本当にいろいろあるけれど、大事なのは自分が楽しめるか、没頭できるかではないかと思っています。
また、絵のうまさと言っても自分が本当に描きたい絵はどんなタッチの絵なのかをイメージしておくことも大事だったりします。
自分が描きたい絵のイメージでそれを表現するにはこういう描き方ができるといいかも、、こんなふうに考えてみるといいかもしれません。