こんにちは、絵描きのまゆです。
今回は、「絵のインスピレーションを得る方法」というテーマでお話していこうと思います。
絵のアイデアはどうしたら出てくるのか、何か描きたいと思っても何を描いたらいいのかわからない。。
こんなふうに感じている絵描きさんも多いのではないでしょうか。
私自身も何を描いたらいいのか、いつも同じような絵になってしまって少し新しいものを描いてみたいとよく思っていました。
そんなときに試してみてよかったことがあります。
そこで今回は、絵のアイデアに困ったときにしていることをお伝えします。
絵のインスピレーションを得るための方法
ここからは、絵のインスピレーションを得る方法を紹介します。
それが以下の5つです。
①好きな画家の画集をみる
1つ目は、「好きな画家の画集をみる」ことです。
好きでずっと見ていたくなる絵というのは、自分にとって好きな要素を含んでいる絵なのかなと思います。
もし作品集のような形でまとまって見られるものがあれば手元に置いておくことをおすすめします。
それが制作のヒントになります。
自分の絵を描くときに画集を見ることはとても学びが多く、いろんな発見があります。
好きな作品の惹かれるところ、色合い、構図、モチーフなどをじっくり見てみます。
すると、自分ではこんな色を使ったことなかったなとか、主役の引き立て方がすごいとか、背景の作り方、描きこみ具合など勉強になる部分が多いのです。
好きだな、いいな~と感じるということは、自分の描きたい絵に近いものがあるということだと思います。
なので参考にしてみるといいですね。
②いろんな絵本にふれる
2つ目は、「いろんな絵本にふれる」ことですね。
画集を見ることと重なる部分がありますが、絵本に触れることも絵のアイデアづくりにつながると思います。
とくにストーリーを感じられるような絵を描きたいときやいい構図について学びたいときにおすすめです。
絵本の中の絵は物語を感じられるものが多いですし、絵本の表紙はいい構図で安心感のあるものが多いからです。
私はある画家さんに「絵本は構図の勉強になるよ~」と教えてもらったことがあったので、良い構図ってどんなものか絵本から学んでみようと思いました。
日本の絵本だけでなく、海外の絵本にも触れてみると色彩や絵のタッチなどまた雰囲気が変わって素敵なのでいろいろみてみると面白いですね。
③すきなものの画像を集める
3つ目は、「すきなものの画像を集める」ことですね。
すきなものの画像というのは、自分の好きなことや興味のあるもの、心惹かれるもののことです。
私の場合は、動物、お菓子、海外のインテリア、空想世界、カラフルな街並み、海の生き物などですね。
こういうものをピンタレストで探して気になる画像を見つけたらいつでも見られるように保存しておくようにします。
すると、制作するときのアイデアの材料になったりするので絵の幅がグンと広がります。
④らくがきを描く
4つ目は、「らくがきを描く」ことです。
これはスケッチブックなどに好きなように手を動かして絵を描いたり、何気ないイメージを落書きしたり、そんな感じで自由に気楽に描いてみます。
その適当に描いた落書きが意外と絵のネタになったりするんですよね。
「あ、これいいかも」と思ったものの一部を制作に取り入れてみたり。
こんなふうに絵の制作の元になったりするので、時間の空いたときや何かの待ち時間などに描いてみるのもいいかもしれません。
⑤短い物語を書いてみる
5つ目は、「短い物語を書いてみる」ですね。
頭の中に浮かぶ景色や空想世界などを文章にしてみます。
ただの日常でも、なんとなく覚えている夢でも、ふと浮かんだワンシーンなどを短いストーリーにしてみるのです。
それを絵にするとしたらどんな絵になるでしょうか。
文章から発想するというのも少し面白いかもしれません。
本格的に物語にしなくてもちょっとした文章をつなげてみるだけで不思議な絵になったりします。
そんな空想上の話を落書きを描きながら想像してみるのもいいですね。
さいごに
今回は、絵のインスピレーションを得る方法についてお話してきました。
好きなことの延長で考えてみたりすると楽しいと思います。
絵のアイデアがなかなか浮かばない、次何を描いたらいいのかと悩むときにぜひ試してみてください。
何か参考になる部分があればうれしいです。
では、また。