
やらなきゃいけないことは分かっているのに、なかなか行動できない…
こんなふうに完璧を求めすぎて初めの一歩が踏み出せないことはありませんか。
私もかなりの完璧主義でなかなか行動に移せず、やりたいことがあっても先延ばしにしてしまうことが多々ありました。
しかし、ある方法を実践することで、少しずつ行動に移せるようになったのです。
その方法が「課題の細分化」という考え方です。
今回は、完璧主義に悩む私が実際に効果を感じた「課題を細分化するポイント」と、初めの一歩をラクにする方法をご紹介します。
完璧主義のワナとは?「完璧を目指しすぎて動けなくなる」

まず、完璧主義の罠について。
完璧主義の人は、「完璧に準備が整ってからじゃないと始められない」と思いがち。。
例えば、私の場合、ブログ記事を書こうと思ったときに、以下のような思考になっていました。
- まず完璧な構成を考えてから書き始めたほうがいい
- 情報が足りてないからもっと調べてからにしよう
- 書いてみたけど何度も見直してどうしていいかわからなくなる
その結果、なかなか行動に移せないし、前にも進まないという状況に。。
無意識に完璧を求めすぎて最初の一歩がものすごく重く感じてしまうのです。
課題を細分化するメリット!【最初の一歩のハードルを下げる】

無意識に完璧を目指してしまい、なかなか動けない。
この状態をどうにかするために私が実践したのが「課題の細分化」というものです。
課題の細分化とは、やるべきことを細かく分けて取りかかりやすくする方法のこと。
例えば、ブログ記事を書く場合、最初から「2000文字の記事を書く」と考えると、どこから手をつけていいのかわからず動けなくなります。
そこで、以下のように細かく分けてみるのです。
- 記事のテーマを決める(5分)
- キーワードを調べる(10分)
- 見出しを3つ考える(15分)
- 各見出しごとに要点を書き出す(15分)
- 見出し①だけ書く(30分)
こんなふうに「30分以内に終わる小さなタスク」に分けてみます。
「これならできるかも」と思えたら簡単に始めやすいですよね。
ポイント:小さなタスクに分けることで、やるべきことが明確になり、行動に移しやすくなる
実体験【課題の細分化を実践してみて…】

私が「課題の細分化」を取り入れるようになったのは、絵を描くときや何かやりたいことがあるときにも使っています。
例えば、「展示会に出す絵の制作をする」という大きな課題があったとき、最初はどこから手をつければいいのかとわからず時間ばかり経っていました。
そこで、以下のように細分化しました。
- まずは何点くらい出すか決める
- 一つの絵を描く前に大まかなラフ案を3つ描いてみる
- よさそうなラフ案に明暗をつける
- メインとなる配色を3色決める
- 何時に絵を描くのか時間を決める(〇時から30分ほど描く…)
さらに、1つのタスクを「30分以内で終わる作業」にすることで、少しずつ進めることができます。
まだまだスムーズに描けるようにはなっていませんが、動き出すハードルが下がるので自分にどんな方法が合っているのか見つけるきっかけにもなるかと思っています。
課題を細分化するポイント!【完成度60%でOK】

課題を細分化する際のポイントは、完璧を求めないことと小さく始めることです。
- 完璧を求めない: 100点を目指さず、まずは60点でもOKと考える
- 小さく始める: 5分で終わるタスクからスタートしてみる
例えば、読書をしたいけれどなかなか始められない場合。
「1冊読む」という目標は大きすぎるので、以下のように細分化してみます。
- 1ページだけ読む(5分)
- 気になる言葉に付箋をはる(2分)
最初は短時間でできることから始めることで「やった、できた」という達成感を得られるので次の行動につなげやすくなるかと思います。
最初の一歩をラクにする考え方!「とりあえず」でOK

完璧主義の人は、「最初から完璧にやらないと、、」と思い込みがちです。
しかし、最初の一歩は「とりあえず○○する」でOKと考えると、気持ちがラクになります。
例えば、ブログ記事を書くときに、最初から完璧な構成や見出しを書こうとするのではなく、「とりあえず仮の見出しを1つ考える」「仕上がったらそのとき改善すればいい」と思うことで、気軽に始められます。
「最初から完璧でなくていい。まずは小さく動いてみる」
そんなふうにゆるく考えてみると行動に移しやすくなるかと思います。
まとめ
完璧主義は、細部に目を向ける上で大切な要素でもあります。
でも、なかなか動けずに悩んでしまうこともあるかもしれません。
そこでまずは課題を細分化して小さく始めることで、初めの一歩がラクになります。
- 課題を細分化することで、ハードルを下げる
- 完璧を求めず、小さな達成感を積み重ねる
- 最初は仮のスタートでOK。あとから修正すればいい
今回ご紹介した方法を取り入れて、自分に優しく簡単にできることから試してみてください。
「とりあえず○○してみるか」くらいのゆるさでいると、もっと気楽に一歩を踏み出せるようになると思います。
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