夢を叶えたその先が見えない?【理想の未来を明確にする5つの質問】

HSP


叶えたい夢があるけれど、叶ったその先がうまく想像できない。

そんなモヤモヤを感じたことはありませんか。

私自身、「在宅で絵を描いて自由に暮らす」という夢がありますが、じゃあその先のイメージは?と聞かれるとどうしてもぼんやりしていました。

夢や目標は達成することがゴールではなく、その先にどんな人生を歩みたいのかが大切なのではないか。

あるときふと気づきました。

夢を叶えた後も人生は続くのだと。

具体的に「こうなる」という未来のイメージがないと、目標を達成してもどこか満たされない、あまり幸せを感じられないこともあるかもしません。

そこで今回は、「目標を叶えた先にどんな未来にしたいのか」を明確にする質問を紹介します。

理想の未来が具体的に描けると、今やるべきことが見えてきて目標達成したあとも充実したものになると思います。


夢を叶えたその先を描くことが大切な理由


私は現在「在宅で絵を描きながら暮らす」という理想の暮らしがあります。

でも、その夢が実現したらそのあとはどうしたいのか。

まだうまくイメージできていませんでした。

「絵を描いて暮らすこと」そのものがゴールになってしまいその後、どう生きたいのか、何をしたいのかが曖昧だったのです。

でも、最近気づいたことが「在宅で絵を描いて暮らす」ことはただの通過点なのではないかということ。

絵で独立することはただの手段(目標)で、もっと大きな理想のために必要なものだったと。

大事なのは、絵を通して何をしたいのか、どんなふうに生きたいのかなど、まだまだ夢のその先があったのです。

絵を描いて暮らすことがゴールのようになってしまうとどうしても叶えることがむずかしく大変なように感じてしまいます。

でもそこはただ通過点でもっと先に本当に叶えたい夢がある。

こんなふうに思っておくほうがずっと実現しやすいのではと思うのです。




理想の未来を明確にする5つの質問


ここからは、理想の未来を明確にする5つの質問を紹介します。

理想の未来を明確にする質問
  1. 理想の一日とはどんな感じ?
  2. どんな人と関わりたい?
  3. 成功を定義するとしたら?
  4. どうしてその夢を叶えたい?
  5. 自分の人生のテーマとは?







1. 理想の一日とはどんな感じ?


目標を達成したあと、どんな一日を過ごせたら幸せでしょうか。

具体的に思い描いてみます。

私は、家で絵を描いて暮らしている様子をイメージしてみました。

朝はアパートの一室で心地よく目が覚める。カーテンを開けて新鮮なお日様の光を浴びる。白湯をのみ、朝のストレッチをする。午前中はブログや絵本の構想を練ったりする時間。午後は絵の制作をしたり近くの図書館で本を借りたり、家でゆっくりくつろぐ。夜は手作りのスープを飲み、アロマを焚いて映画や小説を読んでのんびり過ごす。

こんな一日を過ごせたら幸せだなと思いました。

すると本当に望んでいたのは、

  • 好きなことが十分にできること
  • 心身ともにゆとりがある
  • 一日中家にいられる暮らし
  • ワクワクや充実感、心地よさを感じること
  • 喜びや満足感を感じる
  • 自分を活かして生きる

こういったものが本当に欲しいものだったと気づきました。

具体的に描いてみると、どんな働き方をしたいのか、どんな暮らしをしたいのかがはっきり見えてきます。

絵を描いて暮らすといっても私の場合、とくに「一日中家にいられること」が大きな望みだったので頻繁に外に出て展示活動するよりもオンライン上でできることをメインでやっていくほうが自分には合っているかもと思えたのです。

働き方の方向性が見えてきました。

理想の一日をイメージすることで自分にとって何が幸せなのかが明確になりやすいと思います。



2. どんな人と関わりたい?


夢のその先をイメージしてみたとき、どんな人とどんな関わり方をしているのか。

これはとても大切な視点だと思います。

理想の暮らしをしていても苦手な人とばかり関わるのはしんどいものだし、それが幸せにはつながりにくいと思うから。

もちろん、苦手な人と関わることで得る気づきや学びもあるけれど、まずは自分がどんな人といたいのか、どうつながりたいのかを想像しておくだけでもわかることがあります。


私は、基本的に一人の時間を大切にしながらも、自分の作品を好きでいてくれる人、アートを楽しんでくれる人たちと心地よくつながっていたい。

たとえば、絵を購入してくれるお客さんや創作活動を応援してくれる人たち、同じようにアートを仕事にしている仲間など。

そんな人たちと無理なく心地よい距離感で関わっていけたらいいなと思ったのです。

でも、じっくり制作に没頭する時間を確保しながら必要なときに信頼できる人たちと交流する。

そんな関係が理想だと気づきました。

あなたはどんな人と、どんな距離感で関わりながら過ごしたいですか。

一度問いかけてみると何かイメージがつかめるかもしれません。


3. 成功を定義するとしたら?


成功のイメージは人それぞれあるかと思います。

あなたにとっての成功とはどんなものでしょうか。

私の場合、「絵で独立すること」は大きな夢だけれど、それだけで本当に成功しているといえるのかなとふと思いました。

以前は「在宅で絵を描いて暮らせるようになったら、それで十分」と漠然と考えていました。

でも、そこに「自分にとっての幸せ」がなければ、それは本当の成功とはいえないのかもしれない。

たとえば、絵の売上だけで生活できても毎日忙しすぎて絵を楽しめなくなったらどうだろう。。

それは私が望む未来とは違っているから。

だからこそ、「自分にとっての成功とは何か?」を明確にすることが大切だと気づきました。

私にとっての成功は、絵に関することで安定した収入を得て一人暮らしができ、自由な時間を持ちながら絵を描き続けられることです。


それによって、絵を通じて人々に安らぎや心地よさを与えることができ、自分も含めて周りの人の人生がどんどん豊かになっていく。

こうなれたら最高だなと思います。

数字の目標だけでなく、「どんな気持ちで日々を過ごせていたら幸せか」を考えることが、本当に叶えたい未来に近づく鍵だと思います。

あなたにとっての「成功」とは何でしょうか。

一度じっくりと言葉にしてみると、夢のその先のビジョンがより明確になっていくはず。




4. どうしてその夢を叶えたい?


まずどうして自分はその夢を叶えたいと思っているのだろう。

そもそもなぜ実現したいのかという問いかけです。

自問してみると自分の本当の望みが見えてきます。

私の場合は「在宅で絵を描きながら独立して暮らす」という夢がありますが、

これをなぜ叶えたいのか考えてみたとき、好きなことをしてゆったり生きたいという心の底にある思いがありました。

私は一日の中で何時間も一人の時間が必要なタイプです。

かなりの引きこもり体質で毎日外に出るのはしんどい部分があります。

なので自分のペースで好きなことに没頭できる環境はすごく心地いいし理想だと思っています。

好きなことをしながら自由に生きたい

この価値観に沿った働き方こそ、私が本当に求めているものなのだと気づきました。

でも、やっぱり孤独すぎるのはさみしいから、自分が楽しんで描いた絵が誰かの心に響き、喜んでもらえたら、それは私にとって何よりの幸せです。

あなたはなぜその夢を叶えたいと思うのでしょうか。

その理由が、自分の本心からの望みなのかをじっくり見つめてみることで、夢への道がより明確になっていくと思います。

関連記事:夢を叶える人の思考法を学んだ話【行動・意識・習慣の違いとは?】








5. 自分の人生のテーマとは?


この人生で何がしたいの?

自分の人生のテーマとは何だろう。

人生最後の日、どうなっていれば後悔はないと思う?


すごく深い問いですぐには答えられないかもしれない。

でも、自分の人生に迷ったとき、夢があやふやなときに役立つ問いかけだと思います。

私は「在宅で絵を描いて暮らす」という夢のさらに先にあるもの。。

それを考えたとき、ただ「絵を売ること」や「生活のため」だけが最終目的ではないと気づきました。



じゃあ自分が本当にやりたいことは何なのだろう。

それはきっと、絵を通じて、誰かの心にやすらぎや温かさを届けることなのかもしれない。


私はこれまで、自分の繊細さや生きづらさに悩んだことが何度もありました。

でも、そんなときに支えてくれたのは、絵や物語の世界だった。

夢中になれるものがあることで救われた。

そんな経験があるからこそ、私もだれかにとっての「ほっとできる居場所」のような作品を届けたいと思うのかもしれない。

人生のテーマは、これまでの経験や価値観の積み重ねの中から少しずつ形になっていくもの。

あなたの夢の先にある「本当にやりたいこと」は何でしょうか。

自分が大切にしてきたこと、過去に救われた経験を振り返ってみると、きっと何かヒントが見えてくるはずです。





よりビジョンが明確になる4つの質問

さらにビジョンを明確にする質問があるので紹介します。

以下の4つあります。

  1. 3年後、あなたが満足しているとしたらどんな状況?
  2. こうなったら最高だと思える未来の姿を10個挙げるとしたら?
  3. 経済的に安定した後、絵を通して何を伝えたい?
  4. もしお金の心配がなかったら、どんな活動をしていたい?


紙やノートに書き出して言葉にしておくとイメージしやすいのでおすすめです。



▼引きこもりHSPの私が夢を叶えるためにしていることをこちらの記事に書いております。よかったらご覧ください。








まとめ

夢を叶えたその先を考えることは、目標達成のためだけでなく本当に望む人生を生きるために大切です。

私も「在宅で絵を描いて独立する」という夢を持っていますが、それだけがゴールになり、その先を具体的にイメージできていませんでした。

しかし、理想の一日や関わりたい人、成功の形を考えることで、夢がより明確になり実現への道が見えてきました。

夢はゴールではなく、より良い人生への通過点。

その先の未来を描くことで、夢はもっと叶いやすくなると思います。

では、今日はこのくらいに。

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