自分の価値観って何だろう…見つけるための5つの質問

HSP


「自分の価値観を大切にしよう」とよく言われます。


でも、「そもそも自分の価値観って何だろう」と戸惑ってしまうことはありませんか?

私自身も、以前はそう感じていました。


他人に嫌われたくないために、自分がどうしたいかより、他人の望みばかりを気にしていました。

なので自分は「何が好きなのか」「何を大事にしたいのか」というのもよくわかっていなかった。

でも、自分の価値観を探ってみると、これに沿った生き方をすれば自分らしい生き方ができるのではないかと思いました。

自分らしく生きるヒントは価値観が教えてくれるのかもしれない。

そこでこの記事では、自分の価値観がわからない人に向けて「価値観に気づく5つの質問」をご紹介します。

なぜ「価値観」が大事なのか…


価値観とは、どんなことに価値を感じるかという物事への判断基準みたいなもの

自分がどんなことに心地よさを感じるか、幸福を感じるか。

これって人それぞれちがうんですよね。

もし、自分に合わない価値観で生きていたら何か違和感や苦しさを感じたりします。

でも、自分の価値観がわかっているとどれが自分にとっての幸せなのかも見えてきます。

自然と迷うことが減り、人と比べて疲れることも少なくなります。


価値観というのは、自分らしい生き方を教えてくれる人生のコンパスのようなものなのかなと思っています。

自分がどこへ向かうべきかわからなくなったとき、このコンパスを頼りにすればきっと自分らしい道が開けるのではないかと感じます。




価値観がわからなくなるのはどうして?


そうはいっても、自分の価値観って何だろう…


自分が何を大切にしているのか、どんなことに喜びや心地よさを感じるのか。

日々の生活に追われていると、なかなかこういったことがわからなかったりしますよね。


それはきっと、自分のことより周りに合わせることを頑張ってきたからかもしれません。


私自身、学生時代は「人に嫌われたくない」という思いが強くて、相手が望む言動ばかりしていました。

自分がどうしたいかでなく、相手はどうしたいかを気にしていました。


でも、長年自分を後回しにしていると、”自分が何を望んでいるのか”もだんだんわからなくなってきます。

まずは自分を大切にすることが自分のの望みや価値観を理解することにつながると思います。







自分の価値観に気づく5つの質問!


ここからは、自分の価値観に気づくための5つの質問をご紹介します。

ノートやメモに書き出してみると、より気づきが深まるかと思います。




① 最近、心惹かれたり、感動したことは?


最近、何か心が動かされるような出来事や体験はありましたか。

日常の中のちょっとしたことでいいのです。

私の場合は、ピンタレストで偶然見かけた絵に心惹かれたとか、家の窓から見える夕焼けが綺麗でしばらく眺めていたとかですね。


ここからわかるのは、自分には「絵を楽しむ時間」「自然の色合い」「静かなひととき」などが自分の価値観の要素なのかなと思いました。




② 自分にとってイヤなこと、苦手なことは?


好きなことや感動することがわかりにくい場合は、苦手なことを問いかけてみるのもいいですね。

イヤなことの反対が自分が望んでいるもの。

自分の価値観を探るヒントになります。

たとえば、
・急かされるのはイヤ → 余白やゆとりが必要
・頻繁な外出が苦手 → 家にいる時間を大切にしたい

私の場合、
人の多いにぎやかすぎる場所が苦手。
→ 静かで心地いい感覚を大切にしている。



③ 子どもの頃、好きだったことや夢中になっていたことは?


子どもの頃に好きだったことやハマっていたことには、価値観の原石が眠っていたりします。

私の場合、
ひとりで絵を描くことが好きだった。
→ 「自由に想像する」「一人の静かな時間」が気に入っていた。

絵本や童話、小説などに没頭していた時間。

→ 「物語を味わう」「別世界を知る」ことが楽しみ。


④ ずっと記憶に残っている出来事は?


何年経っても記憶に残っている出来事には、強い価値観が宿っていることがあります。

私の場合、
子どもの頃に初めてバリ島に行き、南国の海と夕焼けにとても感動した。

→ 忘れがちだけど、今を生きていることや自然の美しさを感じた。

自分の卒業制作をみて「独創的な色合いでとても癒されました」と言ってもらえたとき。
→ 色合いづくりへのこだわり、人の心にやすらぎを灯すことが、自分が望んでいたことだったと実感。




⑤ 理想の一日を過ごすなら?


あなたの理想の一日について想像してみてください。
あなたの望む「空間」「人間関係」「生き方」などが反映されています。

私の例:
朝は、8時頃に目が覚めてゆっくり白湯を飲む。そのあと、散歩にいき太陽の光を浴びる。

午前中は、ブログや考える作業に時間を使い、午後は絵を描いたり、絵本づくりをしている。

夜はアロマの香りが漂う部屋でゆったり本を読んだりして過ごす。


→ 「静かな時間」や「心身のゆとり」「創作活動」などを大切にするという価値観があるのだとわかった。



自分の価値観がわかると、理想の生き方も見えてくる


質問に答えながら自分の価値観を書き出してみると、自然と理想の生き方も見えてきたりします。

絵を描くことや本を読むことが好きなら、創作や物語、学びが身近にある暮らしがしたいのかもしれません。

でも、もっと深堀してみて「どうして絵を描くことが好きなのだろう」「なぜ本を読むのかな?」と問いかけてみると、より理解が深まるかと思います。

絵を描くのが好きでもその理由は人それぞれです。

そこに自分独自の価値観があるかもしれません。


おわりに:価値観に気づくと、自分を大切にできる

価値観はとても大切なもの。

自分が何を大切にしているのか、どんなことで満たされるのか。

その部分がわかると、きっと人生はもっとラクになるし楽しいものになるのではないかと思います。

ふとした日常の出来事に対して「今、どう感じてる?」と自問しながら受け止めてあげることが自分の内面を知る手掛かりになると感じます。

自分で自分のことがわかっていると、見える世界も変わってくるかもしれません。


コメント

タイトルとURLをコピーしました