
こんにちは、繊細な心の絵描き、まゆ(@mayu_artgram)です。
今回紹介するのは、ちょっとファンタジーな散歩道を描いたアクリル画です。
最近は、ちょうちょが飛ぶ空間を描くのがお気に入り(笑)
なんだか春のしあわせな雰囲気があるからかもしれません。
そこで、自然の中を散歩する少年とピンクのゾウを絵にしてみました。
この絵を描くきっかけや描きながらこだわっていた部分などをお話ししたいと思います。
作品紹介

- タイトル:Moon Road
- 制作年:2025年
- サイズ:A3(297×420㎜)
- 画材:アクリル絵具、ラメ、貝のパーツ、白金パール
- 制作時間:約3週間
「Moon Road」は、ちょうちょと月をモチーフに少し幻想的な散歩道を描いた作品です。
緑がオレンジなどの木々が並び、少し静けさがありながらも、ひっそり小鳥さんいたり、穏やかな風景をイメージして描いてみました。
制作の裏側
この作品を描く前は、完成までしっかりと構想していたわけではありません。
というよりも、私はどうしても事前に絵のイメージを描いてから描き進めることがなかなかできないのです。
なので、最初は、「木々が並ぶ風景にお月様がみえる風景を描こうかな」というぼんやりしたものでした。
まずは、そのぼんやりと頭に浮かぶ色を重ねていくことから始めていき、だんだんとここにはこういう少年とゾウさんが散歩している感じにしたらどうか?という感覚が出てきたので、描いていきます。
私は絵の一部にキラキラした部分やゴールドをのせるのが好きなので、ゾウさんやちょうちょ、月の部分にゴールドの絵の具で色をのせたり、パールやラメをつけたりしています。
異素材を組み合わせることで見え方が変わったり、少し華やかになったりするのが面白いなと思います。
また、キラキラした部分があると、見ていて楽しかったりもしますよね。
私の絵にはよく人と動物が登場しますが、パートナーのような関係として描くことが多いです。
お互いに話をすることができたり、一緒に暮らしていたり。
今回の絵に出てくる少年とゾウももしかしたらパートナー的な関係でリフレッシュに散歩をしているのかもしれません。
作品づくりで心がけていること
私はいつも以下の3つのことを心がけながら絵を描いています。
- 色彩の豊かさ
- ファンタジー要素
- 物語性
色彩の豊かさは、いろんな色を使うことで独特な色合いが生まれる。
ファンタジー要素は、ちょっと現実から離れて空想に浸る心地よさを感じられる。
物語性は、見る人がストーリーを自由に想像できる。
こんな点を意識しているのは、私にとって絵は心のビタミンのようなものだからです。
なんとなく見ていると心が落ち着いたり、やすらいだりする。
それが自分にとっての絵を描く理由なのかもしれないと思っています。
なので、今回の「Moon Road」も決めった設定のようなものはあまりなく、自由に想像の世界を楽しんでいただけたらうれしいです。
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