内向型HSPの向けの仕事選びのコツはある?
そんな方に向けて。
私は現在、週2程度のアルバイトをしています。
結論としては、なるべく低ストレスな仕事や職場を選ぶことが大切です。
HSPさんは感受性豊かで小さいことも深く感じ取ることができますが、それゆえに刺激に対して敏感に反応するので疲れやすくストレスを抱えがちです。
心理的にも身体的にも負担が多いと続けることがむずかしくなってしまう。。
なのでできるだけ仕事では人との接触が少ない淡々とできるような職種をおすすめします。
私は人の言動や気温などの環境に敏感に反応してしまうため、いままで仕事選びでたくさん失敗してきました。
学生の頃、一日で辞めてしまったアルバイトは5つくらいありました。。
自分がどんな環境が苦手で、どんなことが向いているのかそもそもよくわかっていなかったのが原因だと今は思います。
ただ家から近いからとかそんな理由で応募したりしていました。
失敗を重ねるうちにだんだんと敏感で疲れやすい私の仕事選びのポイントがみえてきました。
そこで本記事では、内向型HSPが働きやすい仕事選びのポイントを紹介します。
なかなか自分に合った仕事や職場が見つからない方のヒントになれば幸いです。
内向型HSPが働きやすい仕事選びの10のポイント
内向型HSPが働きやすい仕事選びのポイントを紹介します。
全部で10個あります。
①接客業は避ける
内向型やHSPの人によって人と接するにはかなりのエネルギーがいります。
内向的な私は接客のアルバイトをしたときに猛烈にこわくなってしまいました。。
お金を払ってくれるお客様に迷惑をかけてはいけない、失敗はしてはいけないと気負っていたせいもありましたが、何より性格的にテキパキ動けないため向いていないんだとわかりました。
お客さんと直接かかわることに、喜びやワクワクする気持ちよりも疲れてしまったり不安な気持ちになるのであれば、接客業は避けた方がいいと思います。
自分自身がすり減ってしまうし、続けることが困難になるからです。
②黙々と集中できるしごとを選ぶ
内向型HSPの特徴の一つに「高い集中力」があります。
仕事ではご自身の強みや特性が活かせるものを選ぶことが心地いい働き方をする際のポイントです。
「あなたは黙々と集中できる人ですか」
話すより手先を使ってモノを作ったりするのが好きなのでしたら、黙々系の職種を選ぶことをおすすめします。
私は接客業では一日もたずにやめてしまったにもかかわらず、清掃などの会話が必要ない黙々系の仕事は心地よさすら感じていました。
短所だと思っていた部分は環境次第で長所にもなります。
コツコツやっていく仕事を選んでいると似たような人たちが集まってるので人間関係も良好になりやすいと個人的に感じました。
③通勤の負担が少ない
通勤手段は自分にとって負担の少ないものを選ぶことが大切です。
毎日のことなので、混雑した車内や乗り換えが多かったり、片道30分以上かかったりするとストレスになってしまうかもしれません。
私なりに今までの経験から得た快適な通勤のポイントがありますのでご紹介します。
快適かどうかは人それぞれですが、こんな感じです。
しかし、すべてを満たすのはむずかしい場合があるかもしれません。
そのときは自分でシミュレーションしてみると、これなら大丈夫そうかなという許容範囲がわかってくると思います。
④シフトが自由に選べる
勤務時間や勤務日数を自由に選べると精神的にもラクになります。
わたしのおすすめは、慣れない最初のうちは一日3時間から始めていき、徐々に身体の様子をみつつ5時間勤務にしてみたりする。
HSPさんはとくに初めの一歩を小さくするベイビーステップを心がけるといいです。
大きく行動するとその分前に進めると思われるかもしれませんが、変化が大きすぎて自律神経にもあまりよくないしプレッシャーを感じやすいです。
脳は急激な変化を好まないという性質があります。
習慣化したいものこそ、バカバカしいくらい小さな目標を設定することが重要です。
最初から無理をしないのが続けるコツですね。
⑤休憩がとりやすい
休憩がとりやすい環境も疲れを和らげるコツです。
わたしのアルバイト先の職場では黙々と集中する作業がメインなこともあり、3時間おきに少しの休憩がとれる体制になっています。
その時間以外でもトイレ休憩には自由にいけるのでとてもありがたいですね。
人の目がある環境はHSPさんにとって疲れやすい要因になるので、適当に休める環境がある職場を選ぶことをおすすめします。
⑥毎回同じような業務内容
毎回同じような業務内容だといつもやることが決まっていて変化が少ないのでストレスを感じにくいです。
続けているうちに技術が上がっていく仕事なら達成感も味わえますし、高い集中力を活かすことができます。
日ごとに作業場所が変わったり、接する人が違うというのは新鮮ではありますが、刺激に敏感なHSPの方には負担が大きいかもしれません。
⑦お昼休みは一人で過ごせる
勤務時間にお昼休憩があるときは、ひとりで過ごせることも大切です。
ひとりの時間は仕事の疲れや緊張を和ませてくれます。
職場の人との会話に加わらないと不自然だったり気を遣うような休憩の過ごし方だと、疲れを癒すのはむずかしいです。。
職場に一人でいるよりも話していてリラックスできるような人がいる場合は別ですが、一人でいる時間が心地いいと感じる人にはお昼休みは自分優先でゆっくり休めるようにしたほうがいいです。
わたしは本を読んだりしてゆっくり過ごしています。
⑧騒がしくない
大きな声やドアの開閉など音があまり気にならないことも心地よい職場の特徴です。
一日体験などができれば様子がわかるのでいいですね。
わたしが通院しているクリニックは自律神経が整うような音楽が流れていますが、そんな環境だとリラックスして集中できそうです。
⑨短時間勤務
人といる時間や作業時間が長ければそれだけ疲労がうまれます。
自分の心と身体にとってちょうどいい勤務時間があると思います。
また、自分の苦手な仕事内容だと時間の経過がより長く感じられたり、好きな仕事や自分に合ったことをしていると意外とストレスを感じにくかったりします。
私の場合、勤務中は会話がほとんどないモクモク系のアルバイトをしていますが感覚的には5時間までが限界です。
それも一日おきに休みをはさんでそんな感じです。
とはいっても短時間勤務だと一人暮らしをされている方は収入も少なくなってしまうのでなかなかむずかしいかもしれません。
それでも余分な支出を減らすことで生活のために稼ぐお金も少なくて済むようになると思います。
自分にとって不要なもの、体力を奪うものにお金を使わないだけで暮らしにゆとりと心地よさがうまれます。
関連記事:【働くのがしんどい人へ】お金を使わない暮らしが人生をラクにしてくれる。
⑩人間関係のストレスが少ない
働きやすい職場というのは、人間関係が良好だという要素がありますよね。
まず自分でできることを考えてみると、お仕事に必要なこと以外はあまり無理して会話しようとしなくてもいいのではないかということです。
気を遣ってあれこれ考えるだけでドッと疲れます。
私は超内向型なので雑談やよく知らない人との会話はニガテです。
でもなるべく人といい関係でいるために意識していることがあります。
何を話すか考えるよりも、相手の話したそうなことや相手にとってメリットになりそうなことについて話したり、質問するのが心地よい会話のコツかもしれません。
関連記事:内向型にとってラクなコミュニケーション法とは?【無理しない】
やってみたら違った。。を防ぐ2つのコツ
入ってみたらイメージと違った。自分には向いていないかもしれない。
実際にやってみないとわからない部分は多いですよね。
そこで、入社前にできるイメージのちがいを防ぐコツをご紹介します。
これは私がアルバイト探しのときにやっていた方法です。
- 応募や面接前にわからないことや気になることは電話などで質問しておく
- 一日体験できるならしてみる
事前に疑問点を聞けると働くイメージが湧きやすくなり、自分に合いそうかどうかの判断がしやすくなると思います。
また、質問に対する返答などから募集要項をみたときと印象が違ったり、合わなそうと思ったら応募をやめておくこともできるのでお互いにとって手間を省けます。
まとめ
本記事では、内向型HSPが働きやすい仕事選びのポイントをご紹介しました。
低ストレスで働く環境を自分で選ぶということが自身の心地よい生き方にもつながります。
ストレスが減ると少しずつゆとりが生まれるので、やってみたいことが見つかったり、趣味を楽しむ時間ができたり人生が有意義になっていくのではないかと思います。
何か参考になる部分があればうれしいです。
ではまた。
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