こんにちは、まゆです。
20代の内向型HSPで、14年ほどおなかの不調に悩んできました。
今回は、「病気になって気づいた人生で大切なこと」についてお話していこうと思います。
病気になると不安を感じやすくなったり、メンタルにも影響が出てきたりして、なかなかつらいものですよね。
できるならさけたいし、いつも体調良く過ごしたい。
でも、病気になったことで大切なことに気づけたりします。
いつもできることがすごくありがたいことだと感じたり、もっと自分を思いやることが必要だと気づいたり。
私自身、IBSというおなかの不調を抱えてきて思うのは、病気から学べることがあるということです。
そこで今回は、病気になって気づいた大切なことをお伝えしていきます。
病気は「本当の自分」からのメッセージ
なかなかよくならない病気、何年も続いている身体の不調というのは「本当の自分」からの何かしらのメッセージなのではないかと思います。
人は社会的な生きものなので、その場に合わせて自分の本心を抑えて生きていたりします。
それによって人間関係が円滑になったり、いい関係を保つことができたりします。
でも、自分の本心を抑えてばかりいたり、我慢しすぎたり頑張りすぎたりしてしまうと無意識にストレスを抱えやすくなり、病気や心身の不調につながってしまうこともあります。
「このままじゃ本当の自分として生きられないから、病気をつくって休んでもらおう、もっと自分を愛してほしい」
病気にはそんな本来の自分からのメッセージが隠れているのではないかと思います。
IBSという病気になって気づいた人生で大切なこと
私は長年IBSというおなかの不調に悩んできました。
そんな中で自分と向き合ううちに、人生で大切なことを学びました。
それが以下の10個になります。
一つずつ掘り下げてお話していきますね。
自分をどこまでも愛すること
自分を愛すること。
これが病気を癒すことにもなり、病気の予防にもなると私は思います。
なぜなら、自分自身に愛を向けられるようになると健康に気を遣ったり、どうしたら心地よく過ごせるかに意識が向いたり、自分を癒すための考え方をするようになったりするからです。
それだけでなく自分を愛することができれば人生はもっと豊かになるし、すばらしいものになります。
- 自分自身を大切にする人
- 自分を思いやる人
- 自分のことが好きな人
このような人は他者から見てもとても魅力的です。
愛のある人の周りには同じように愛のある人が集まってくるもの。
優しさや思いやりは人の心に安心や安らぎをくれます。
まずは自分を愛してあげること。
そうするともっと人からも愛されるようになります。
自分の本当の望みを聴くこと
人に合わせたり、人の望みを聴くことも大切かもしれません。
でも、いちばんに優先したいのは「自分は本当はどうしたいのか」ということです。
まず自分自身の望みを聴くことがとても大切です。
それは自分を愛し、尊重することにもなります。
私はおなかの不調に悩んでいた頃、人に嫌われることを恐れて、周りに合わせてばかりいました。
人に迷惑かけないように、人の期待に応えることばかり考えていたのです。
自分の本心を聴くことはほとんどしていなかった。
こんな生き方はかなりストレスが溜まるし自分の人生を生きているとはいえなかった。
でも、ある時から自分はどうしたい?と心に問いかけるようにしてみたのです。
少しずつですが心の声が聞こえてきて、できる範囲で実際に行動に移してみました。
これがすごくよかった。
自分の望みは自分にしか叶えられないものなので大切にしてほしいなと思います。
他人の顔色ばかり気にしないこと
繊細な気質を持つ人ほど、他人の表情、声のトーンなどを敏感に感じとることができます。
それが強みになることも多いと思います。
でも、他人の顔色ばかり気にして自分の気持ちを言葉にできなかったり、我慢したり無理してしまうこともあるかもしれません。
私も自分がどうしたいかよりも他人にどう思われるかを気にして本当の気持ちを抑えてしまうことがよくありました。
それは嫌われたくないとか、迷惑をかけたくないという気持ちからくるものでした。
でも、自分を抑え込んでばかりでは苦しくなってしまいます。
思ったことを言葉にすることを恐れなくてもいいのです。
少しずつですが、気が進まないことは断ったり、イヤなことは伝える。
そんなふうにしていくと思っていたよりあっさり受け入れてくれたりします。
嫌われてもまあいいかくらいのゆるい気持ちでいたほうがラクになるし愛されます。
我慢や無理をしないこと
真面目な人や心優しい人ほど無理しやすかったり、我慢してしまいがちです。
でも、それが日常になってしまうと心身のバランスが崩れてしまうことにもなりかねません。
そんなに頑張らなくても人は愛されるし、むしろ頑張らない方が自然体でいられるので物事がうまく行きやすくなったりします。
これくらいのほうが人生生きやすくなるかもしれません。
完璧を求めすぎないこと
この世に完璧な人間はいない。
それはわかっているけれど、自分のミスや失敗を許せない、自分のことを責めてしまう。
それはとてもしんどいと思います。
私自身、完璧主義な傾向がありました。
自分ができた部分は当たり前、できていない部分だけが目に入る。
もっと頑張らないと、もっとうまくできないと。。
こんなふうにして生きていました。
でも、完璧を目指しすぎると生きるのがすごく大変になります。
人間なのだからミスしてもいいし、失敗してもいい。
むしろ、失敗を歓迎して受け入れていく。
そのほうがその失敗がいい経験になり、そこから学べることはたくさんあります。
自分の喜びや幸福に意識を向けること
自分を思いやり大切にするには、喜びや幸せといったポジティブなものに意識を向けてみることです。
- あなたにとっての喜びはなんでしょうか。
- どんなことをすると満たされますか。
- あなたの幸せはどんなものでしょうか。
こういう部分はふだんあまり意識して考えたりすることはないかもしれません。
ですが、これはとても大切です。
好きなことや楽しいことをしていると心も満たされていいエネルギーが溢れてきたりします。
ストレスが多いときや癒しがほしいときほど、自分を喜ばせることをしてみたり大好きなことをして自分を癒してあげるといいですね。
リラックスして生きること
肩の力を抜いて程よくゆるくリラックスして生きることです。
リラックスしているといいアイデアが浮かんだり、自律神経が整い体の調子がよくなったりしますよね。
生きていると悩みや困難がつきものですが、そんなときこそ「ゆるむ」ことが必要です。
しんどいときや辛いことがあったときは、ひとまず深呼吸してみることをオススメします。
それだけでも心が落ち着いて冷静になれたりします。
自分を理解して受け入れること
自分のことをどれだけ理解してあげられるか。
そして、自分をそのまま受け入れてあげること。
これが癒しにつながります。
いつも自分のそばにいてくれるのは自分だけ。
自分自身がいちばんのパートナーであり、唯一の味方なのです。
自分自身と仲良くすることができれば、人生はもっと心地よく豊かなものになると思います。
考え方を前向きにすること
人生でコントロールできないことはたくさんありますが、考え方を変えることはできます。
前向きな考え方をすると気持ちも明るくなったりします。
物事をどう捉えるか、どう考えるかで未来は変わっていく。
それは昔、ある人に「出来事は変えられないけれど、どんなこともプラスにとらえることはできる」と教わりました。
私はそれを聴いたとき、この人がいつもうまくいっているように見えるのは物事をいつも前向きにとらえているからなのかと腑に落ちたのです。
わるいことが起こればイヤな気分になるしかない。
そんなふうに思い込んでいましたがそれは違ったのだと。
わるいことのように見えても見方を変えると「いい面」もあることに気づいたりします。
いい面を見ることができれば、自然といい気分にもなれるのです。
今あるものに感謝すること
自分の足りない部分にばかり目が向いてしまうという人は多いのではないでしょうか。
でも、すでに持っているものもたくさんあるはずです。
いま身の回りにあるものを見渡してみると、生活を豊かにしてくれるものが目に入ったりお気に入りのものがあったりします。
例えば、
新鮮な水が飲めること、美味しい食事が食べられること、あたたかい布団で眠れること、大切な人がそばにいてくれること。
今目の前にあるものは当たり前なのではなく、とてもありがたいことなんだと感じられます。
身体も、呼吸が出来ること、一人で歩けること、目が見えること、好きなことができること。
もう十分なほどに幸福であることに気づけたりする。
この満たされた感覚、安心感、感謝の気持ちを味わうことでその瞬間が幸せなものになります。
幸せを感じられる時間が増えたら人生はもっと楽しく豊かになっていきます。
さいごに
今回は、病気になって気づいた人生で大切なことをお話してきました。
病気というとネガティブなイメージを持たれる方がほとんどかもしれません。
でも、病気になったことで大事なことに気づけたりすることもあります。
何か参考になることがあればうれしいです。
では、今日はこのくらいに。
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