絵を描いているとき、途中でどう描いたらいいのかわからなくなる。
筆がとまってしまう。
そんなことはありませんか。
私は実際のところ、制作する度にこうなります。。
なので本当に完成するのか不安になったりします。
どうしたらスムーズに描けるのか未だに見つけられていませんが、絵を描くときに悩んだり行き詰るときにしていることがあります。
この方法でどうにか作品を仕上げているような感じですね。
今回は途中で筆が止まってしまったときにしていることを紹介します。
絵描きが途中で筆が止まってしまったときにしていること
作品をつくっているとき、
どう描いていいのかわからなくなったときにしていることを紹介します。
この4つですね。
一つずつ掘り下げてお話していきます。
①無理して描かない
まず1つ目は「無理して描かないこと」です。
途中で行き詰ってしまうとなかなか完成のイメージが想像できず、不安になったり焦ったりすると思うんです。
そんなときは無理して描かないほうがいいかもしれません。
これは私の場合ですが絵が進むときは、何か明確なイメージが頭の中に降りてきたときが多いんですよね。
頭の中に何のイメージもなく描き進めてもうまく描けないことが多々ありました。
絵の描き方は本当に自由で人それぞれなのでどの方法が描きやすいのかは人によると思います。
でも、やみくもに描くよりは一度離れて見てみたり、気分転換に映画でも観たりしてリラックスするほうがいいこともあります。
リラックスしているときはいいアイデアが浮かびやすいそうなので、どんどん別のことをしてみるといいかもしれません。
②しばらく放置して他の絵を描く
2つ目は「しばらく放置して他の絵を描く」ことです。
一枚完成したら次にいくというよりは、複数の絵を同時進行で描くほうが作品をつくりやすいと思います。
一つの絵が行き詰ったときは、とりあえず放置して別の絵を描き進める、といった感じです。
完全に手がとまるよりは別の絵を描くことで気分を変えることもできますし、作品数も増やしやすくなります。
とくに私が使っているアクリル絵具は乾くのが速いので同時進行で他の絵を描く方が効率がよかったりします。
枚数を描く度に技術が上がったり、描きやすくなるコツみたいなものが見つかったりするので、一つの絵に固執せず、いろんな作品を描いてみるといいと思います。
③エスキースを描いてみる
3つ目は「エスキースを描きてみる」ことですね。
エスキースは本画を描く前の下絵、ラフスケッチのようなものです。
途中で行き詰ったら、ノートなどに鉛筆で頭に浮かぶイメージを描いてみます。
簡単な落書きでも、描いてみると何かイメージが湧いてくるかもしれません。
私はなんかしっくりこないなと思ったときに背景の色を変えてみたことがありました。
実際それだけで「これがいいな」と思ったので、背景の色を明るくしたり暗くするだけでも絵の印象は変わります。
エスキースには明暗をつけてみると雰囲気をつかみやすいかもしれません。
④いろんな絵を見てインプットする
4つ目は「いろんな絵を見てインプットすること」です。
どうしても自分の頭の中だけで描こうとするとなかなかアイデアが浮かばなかったりしますよね。
そんなときは他の絵を見てみることをおすすめします。
私はよくピンタレストでいろんな絵画や写真の画像を眺めています。
気に入ったものやピンときたものは集めておくとそれが絵のアイデアの元になったりします。
絵以外にもお菓子の写真、外国の風景、インテリアなどから新しい発想を得たりすることもあると思います。
行き詰ったときこそインプットを多くすることが大事ですね。
絵が描けないときの不安はどうすればいいのか
絵が描けない、思うように進まない。
そんなときは本当に完成するのかと不安になることもあります。
とくに何か公募展や展覧会が控えているときなどは焦ったりもしてしまうかと思います。
でも、実際に手を動かしていると1ミリでも前に進むんですよね。
その実感はなくても。
「描写力をつけるには一枚の絵を限界まで描きこんでみることが大切だ」と昔、絵の先生に教わりました。
なかなか思うように描けなくて全面塗りつぶしてしまうこともありますが、それも必要な過程なのかもしれない。
どうしても描くのがむずかしいときは筆をおいたり、とりあえず制作から離れてエスキースを描いてみたり、何かしていると少しずつですが前に進むと思います。
自分は前に進んでいると思えたら不安も減っていくのではないでしょうか。
まとめ
今回は、途中で筆が止まってしまったときにしていることをお話してきました。
絵を描くのが好きな人は絵を描くことそのものが楽しい時間だと思います。
でも、途中でうまくいかなかったり、どう描いたらいいかわからなくなることもたくさんありますよね。
そんなときにぜひ試してみてください。
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