絵を描きたいけど何を描いていいのかわからない。
そんな方に向けて。
こんにちは、絵描きのまゆです。
絵を描きたい気持ちはあるけれど、何を描こうかと手が止まってしまうという人も多いのではないでしょうか。
きっと自分の中に描きたいものはあるのです。
でも、なかなかイメージとして浮かばなかったりしますよね。
私はそんなときに絵のアイデア出しをしています。
これは自分の中の好きなものと絵を組み合わせて絵の発想につなげていくというものです。
何かしら絵を描くときの材料や発想の元になったりします。
そこで今回は、何を描いたらいいかわからないときのアイデア出しの方法をお伝えします。
【描きたいものがわからないとき】絵のアイデア出し5ステップ
ここからは、描きたいものがわからないときにおすすめのアイデア出しについて紹介します。
以下の5つのステップになります。
ステップ①自分の好きなもののキーワードを紙に書き出す
まず1つ目は「自分の好きなもののキーワードを紙に書き出す」という部分です。
自分の好きなものをA4やA3用紙などにランダムに書き出してみると、自分の描きたい絵のイメージが浮かびやすくなるかと思います。
私はマインドマップのような形にして書くことが多いです。こうするとパッと見てわかりやすいのでおすすめです。
たとえば、紙の真ん中に「自分のすきなもの」と書いておき、その周りに自分の好きなもののキーワード(例:海、砂浜、犬、星、動物など)など思い浮かぶかぎり書いていきます。
ステップ②関連するキーワードを書き込む
2つ目のステップは「関連するキーワードを書き込む」ことですね。
ステップ①で自分の好きなものをいくつか書き出してみました。
そこでさらにキーワードを増やしていきます。
たとえば、海が好きな人が「海」と書いたとすると、海から連想される言葉やイメージもその近くに書いていく、というような感じです。
海という言葉から連想してみると、「砂浜」「カニ」「海の生き物」「クラゲ」「水族館」「夕日」「青」「旅」など思い浮かぶかもしれません。
そんな言葉も書いておくことで絵のイメージも膨らみやすくなります。
また、もっと深堀して「なぜ海が好きなのか」「海のどんなところに惹かれるのか」を問いかけて出てきた言葉をちょこっとメモしておくのもおすすめです。
たとえば「海を眺めていると心が落ち着くから」「いろんな美しい生き物がいるから」など同じ好きなものでも人によって出てくる言葉はさまざまかと思います。
これが自分の「好き」を知るヒントになり、絵を描くときもどこかで役立つこともあるかもしれません。
ステップ③この要素を絵にするとしたら?と問いかける
3つ目のステップは「この要素を絵にするとしたら?と問いかける」ことです。
好きなものを書いた紙全体を眺めながら、「絵にするとしたらどんな絵になるかな?」と問いかけてみます。
たとえば「クラゲ」「雲」「虹」などいくつかのキーワードを取り上げて絵のイメージをしてみます。
もしかしたら、クラゲの形をした雲の中に虹がそっとかかっている、そんなイメージが浮かぶかもしれません。
ランダムにキーワードを描いているのでふだんは描かなそうなものをイメージすることになり、なかなか面白いです。
ステップ④イメージを文章にしてみる
4つ目のステップは「イメージを文章にしてみる」ですね。
先ほどの「クラゲ」「雲」「虹」のキーワードを元に思い浮かんだシーンを文章にしていきます。
たとえばですが、
「青空にクラゲがふわふわ浮かんでいて細長い雲がぽつんと浮いている。そこにうっすら虹が見える」
こんな感じでただ想像した場面などを言葉にしていきます。
私の好みなのでファンタジーな感じですね(笑)
複数のキーワードをからめたり、あまりイメージが湧かないときはキーワードを変えてみたりします。
ステップ⑤文章を元にラフ案を描く
5つ目のステップでは、文章を元にラフ案を描いていきます。
ステップ4でいくつか「これを絵にしてみたいな」と思うものが見つかったらまずは簡単なラフを描いてみます。
これはらくがき感覚で自由にイメージを見える形にしていくというものです。
実際に絵にならなくてもどこか別の絵に活きてくることもありますので思うままに描いてみてください。
ここで明暗をつけてみたり、少し色をつけていくとイメージしやすくなるかと思います。
さいごに
今回は、描きたいものがわからないときにのアイデア出しについてお話してきました。
絵は描きたいけど、どんなもの描こうかな、何を描いたらいいんだろう。。こんなふうに手が止まってしまうことがよくあります。
そんなときには自分の好きなものから連想したり発想していくと楽しみなが絵のアイデアが生まれたりするのでぜひ試してみてください。
何か参考になることがあればうれしいです。
ではまた。