
絵を描く気分になれないときはどうしたらいい?

そんなときもあるよね。
あまりムリせずできることから小さく試してみるといいと思う!
こんにちは、絵描きのまゆです。
今回は、絵を描く気持ちになれないときの過ごし方や対処法についてお話していきたいと思います。
「描かなくちゃいけないのに、どうしても気分がのらない…」 そんなふうに感じることはありませんか。
創作には波があるものです。
無理に描こうとすると余計に気が重くなって描けないものです。
そんなときは焦らず、自分の気持ちに寄り添いながら、少しずつ絵に向き合う方法を試してみましょう。
絵が描けないときの対処法①心と身体に意識を向ける

絵を描く気になれないのは、もしかしたらメンタルや体調が影響しているのかもしれません。
ストレスが多かったり、慢性的な不調を抱えていると何をするにも億劫になってしまいがち。
私の場合は、おなかの調子が良くないときはメンタルもどんよりして何もする気になれず、当然絵も描けない状態でした。。
とくにセロトニンはほとんど腸で作られているそうなので、腸の調子がよくないと心が不安定になりがちです。
そんなときは無理に描こうとせず、よく休むことも大切。
また、体質に合う食事を意識したり、自分にとって心地いいと感じることを優先してやってみるのもいいと思います。
何か悩みがあるときは、悩みに関連する本を読んでみたり、誰かに相談してみるのもいいですよね。
絵が描けないときの対処法②小さな一歩で負担を減らす

絵を描く気持ちになれないのは、描くことに対してプレッシャーがあるからかもしれません。
- いい絵を描かないといけない
- 売れる絵を描くべき
- 見ごたえのある作品にしなければ。。
こういった気持ちを持つことは素晴らしいことだと思います。
でも、完璧を求めすぎて苦しくなってしまう人もいるのではないでしょうか。
また、いきなり大きいサイズの作品から描き始めようとするとハードルが高く感じてしまいどう描いたらいいのか悩みがちです。
大きいサイズに描くことに慣れていないと、どう進めたらいいのか不安にもなりやすい。。
そんなときは、まずは気軽にできることから始めてみてはどうでしょうか。
たとえば、
- 好きな色を塗るだけでOK 何も考えずに筆やペンを動かす
- 小さな落書きをする テーマを決めずに線を描くだけでも◎
- 画材に触れる 絵の具を出したり、スケッチブックを開くだけでもOK
「描かないといけない」と思うと焦りやプレッシャーを感じやすいですが、もっと自分にとって簡単にラクにできることから手をつけてみるといいのではないかと。
私自身、手が動くままに任せて描いた落書きが一つのキャラクターになって、10㎝×10㎝サイズの小さな絵ができたことがあります。

リラックスして描くといいアイデアも生まれやすいですよね。
絵が描けないときの対処法③気分転換でインスピレーションを得る

絵を描く気分になれないときは、思い切って絵から離れるのも一つの方法です。
絵を描くときにアイデアが浮かばなかったり、どんなものを描こうか悩むときは自分の好きなことをして過ごしたり、他の体験をしてみるのもおすすめです。
それが不思議と創作につながったりするからです。
たとえば、
- お気に入りの本を読む 自分の知らない世界を知る
- アニメや映画を楽しむ 物語や非現実世界を味わう
- 好きな絵を眺める 好きなアートや写真を見て刺激を受ける
- 自然の中を散歩する 空や花の色、木の形をじっくり観察
- 音楽を聴く 気持ちをリラックスさせたり、楽器だけの曲を選ぶ
「何かを生み出さなくてもいい時間」を意識的に作ると、また描きたくなる気持ちが自然と湧いてくることもあります。

私は絵を描く以外では、洋画を見たりするのが好きです。
とくに海外の暮らしや街並み、お部屋の雰囲気、洋服の色合いや模様などに惹かれることが多く、映画を観ているとそれが自然と感じられるので見ていて楽しいんですよね。
絵を描くときもいつのまにか「映画の中の部屋の雰囲気やインテリア」の要素を少し抽出してアイデアを考えてみたりするようになったりしました。
絵が描けないときの対処法④完璧を求めずゆるく取り組む

展示会などで出品する場合、クオリティー高く描かないといけないと思いがちです。
しかし、完璧を求めすぎると描くときに気が重くなってしまいがち。
また締め切りなどの期限があるものは、どうしても「本当に仕上がるか」という焦りや不安を感じることもありますよね。
そんなときは、
- 途中でやめてもOK
- とりあえず机の前に座るだけでいい
- 思い通りにいかなくても大丈夫
- 一ミリでも進んでいればヨシとする
- 少しずつでも描いている自分を褒める
- 過去の作品を見返す
こんなふうに「ほどよくゆるく取り組みつつ、描くことを楽しむ」
この視点を持ってみると気がラクになるかと思います。

私は、絵を描いていてなかなか思うように進まないときは自分の「できたこと」に焦点を当てて自分を褒めるようにしています。
昨日より1ミリでも前に進んでいるならそれは十分すごいこと。
これだけでも気持ちが前向きになるし、自分の成長を感じやすくなります。
絵が描けないときの対処法⑤描けない日も必要だと考える

創作には波がありますよね。
上手く描ける日もあれば、思うようにいかない日もあったりします。
イメージ通りに描けない日が続くと焦ってしまったりしますが、描けない日があるのは決して悪いことではないです。
- 描けない時間も、次の作品のための準備期間
- 休むことで、新しいアイデアが生まれることもある
- 焦らず、自分のペースで進めばOK
「今はそういう時期なんだな」と受け入れて、無理をしないことも大切です。
気分転換のためにも他の趣味や好きなことをやってみてもいいし、体調を整える工夫をしてみるのもいいと思います。
まとめ:自分にやさしく、できることから
気分がのらないときは、無理に頑張ろうとせず、自分の気持ちを大切にしましょう。
- 心と身体に意識を向ける
- 小さな一歩で負担を減らす
- 気分転換でインスピレーションを得る
- 完璧を求めずゆるく取り組む
- 描けない日も必要だと考える
「今日は描けなくても大丈夫」と思えるだけで、気持ちが楽になることもあります。
無理せず、あなたのペースで絵を描くことを楽しんでいけたらいいですよね。
では、今日はこのくらいに。
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