いつも同じような絵になってしまうときに。絵のバリエーションを増やす方法5つ!【世界観が広がる】

絵づくり
まゆ
まゆ

こんにちは、まゆです。

私はふだんアクリル絵具で絵を描いています。


今回は、「絵のバリエーションの増やし方」についてお話していこうと思います。


気づいたらいつも同じような絵を描いている。。

もう少しいろんな雰囲気の絵を描きたいな。

そう思うことがあるかもしれません。

私自身そう悩むことがよくあり、どうしたら絵のバリエーションを増やせるのかなと思っていました。

そこでとくに大事だったのが、自分の中にあるものだけで描かないということです。

いろんな絵を見たり、資料をみて絵に取り入れたいところを抽出したりする。

そんなふうに自分の外側にあるものをどんどん取り込んでみるのです。

すると、少しずつ絵の表現に幅が生まれるようになっていきました。

そこで今回は、絵のバリエーションを増やすために意識していることを紹介します。

絵のバリエーションを増やす方法

オイルパステルで描いた作品
オイルパステルで描いた作品



ここからは、絵のバリエーションを増やす方法についてお話していきます。

どれも絵の世界観を広げるためにも大事な部分かなと思ってます。


絵の表現を広げるポイント
  1. 自分の好きなものを絵に取り入れる
  2. 新しいモチーフを描いてみる
  3. 好きな絵を見つける
  4. 心惹かれるものを集める
  5. 絵以外のものに興味を持つ









①自分の好きなものを絵に取り入れる


絵の表現を広げるには「自分の好きなものを絵に取り入れる」といいですね。

鳥が好きなら鳥を描いてみたり、海が好きな海の風景を描いてみたり。

といっても絵が好きな人は自然と自分の好きなものを描かれているかと思います。


アクリル絵具で描いた作品


そこで好きなものをいくつか絵の中に組み合わせてみるのです。



例えば、海の景色の中に鳥が飛んでいる絵とか、窓辺から見える風景が砂浜になっていてそこに鳥が集まっている場面とか。

もっと好きなものや好きな要素(色合い、ストーリー性など)を組み込んでみると絵に広がりが生まれてくると思います。





②新しいモチーフを描いてみる


まだ描いたことのない新しいモチーフを描いてみるのも新鮮な発見があります。


私は犬が好きでよく犬ばかり描いていました。

でも、リスやゾウなど他の生き物も徐々に描くようにしてみたら絵が広がる感じがしたんですよね。

形が変わったり、使う色が変わるのでそれだけで新しさがあります。

そうはいってもムリして描くことはないので、何か心惹かれたものを描いてみるのがいいのかなと思います。

自分の好きなもの、無意識に惹かれるものを紙に箇条書きしてみてそこからランダムに選んで描いてくのも面白そうですね。






③好きな絵を見つける


絵と言っていろんな絵がありますよね。

同じ犬の絵を描くとしても描く人が違えば全く同じにはならないわけです。

そこで自分がどんな絵が好きなのか、その特徴や雰囲気を探ってみるといいですね。


例えば、

  • 絵本のようなタッチの絵が好きなのか
  • よりリアルな絵に惹かれるのか
  • 空想上の世界を描いたものが好きなのか
  • 犬や動物などモチーフそのものが描きたいのか
  • 色合いなどに惹かれるのか

こんなふうに自分がいいと感じる絵にはどんな共通点があるのかを知ること。

これが自分が絵を描くときのヒントになります。





④心惹かれるものを集める


どんな絵が好きなのか、それを知るには心惹かれるものを集めることが大切です。


そこでぜひおすすめしたいのが「ピンタレスト」で好きな絵や作品を集めていくことです。


いろんな作品に触れることができるし、それをいつでもみることができるのでとても便利です。


集めたら、紙に「いいと思ったところ」「魅力を感じた部分」などを箇条書きしてメモしておくと自分の制作に役立ちます。


自分はこういう色の組み合わせが好きだから背景にこの色を使おうとか、このモチーフに惹かれることが多いからこういう構図で描いてみようとか。


こんなふうに自分の好きな要素を知っておくともっと絵を描くことが楽しくなり、絵のバリエーションも増えていくと思います。







⑤絵以外のものに興味を持つ


絵のバリエーションを増やすには「絵以外のものに興味を持つ」ことも重要な部分です。


例えば気になる小説を読んでいて、素敵なシーンがあったとします。

文章で書かれていても頭の中でどんなシーンが浮かぶかは人それぞれですよね。

そのシーンを自分の表現で絵にしてみることもできるかもしれません。

それは今まで描く絵とはまた雰囲気が変わったり、新鮮な描き方になると思います。


これはあくまで例ですが、小説や詩などの文章から絵を作り出すというのも面白いなと感じます。



アクリル絵具で描いた作品

私の場合は今まで興味はあったけど絵として描いていなかったものがたくさんあることに気づきました。

洋菓子、海外のインテリア、手作りの置物、異国の文様、貝殻のアクセサリー、多種多様な生きものなどです。

それが制作に活きるかどうかは考えなくてもいいのです。

絵以外のものに触れていくとどこかで絵につながったりすることもあります。




まとめ

今回は、絵のバリエーションの増やし方についてお話してきました。

自分はどんな絵に惹かれるのか、またどんな絵が好きなのかという部分を掘り下げてみたり、絵以外のものに触れてみて自分の絵に取り入れてみたりする。

日常の中で簡単にできることを試してみると自然と絵に広がりが生まれていくのではないかと思います。

何か参考になる部分があればうれしいです。

では今日はこのくらいに。

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