絵を描くのは好きだけれど、なんとなく楽しくない。
その反対に気づいたら没頭しているときもある。
絵を描くのが楽しいときとそうでないときの違いはなんだろうというふと疑問に思いました。
そこで今回は、絵を描くのが楽しくなる視点についてお話していきたいと思います。
絵を描くのが楽しくなる5つの視点とは?
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ここからは絵を描くのが楽しくなる5つの視点を紹介します。
個人的にこの視点を持っていると絵を描いていて没頭しやすくなることに気づきました。
- 自分の描きたいものを描く
- 自分が体験したいこと、見たい世界を描く
- あったらいいなと思うものを描く
- 自分の理想を絵にしてみる
- 好きなものを複数組み合わせた絵を描く
①自分の描きたいものを描く
自分の描きたいものを描く。
これがとても大切だと思います。
描きたいものは自分の好きなものだったり、興味があるものなので自然とその時間が心地よいものになります。
私の場合は、子どもの頃から犬と一緒に暮らしていたので無意識に犬ばかり描いていました。
また童話や絵本のような空想上のお話も好きなのでたとえば月にのった犬やお茶会をする犬などを描いたりもします。
しかし、同じ犬というモチーフでも写真をそのまま絵にするよりは頭の中のイメージを描くほうが楽しいのです。
こんなふうに自分の好きなものや好きな描き方とはどんなものか探ってみるといいかもしれません。
②自分が体験したいこと、見たい世界を描く
自分が体験したいことや見たい世界を絵にするという視点も面白いですね。
これはたとえばなかなかできないけれどやってみたいなと思うことを描いてみたり、現実では見られないけれどこんな世界を見てみたいなと思うものを描いたり。
たとえば、
- 自分が見た夢を元に絵を描いてみるとか、
- 動物たちが服を着て暮らす世界を描いてみたり、
- 宇宙旅行をする世界の一場面を描いたり。
これは本当に自由な発想なのでワクワクしながら描いてみたらいいのではないかと思います。
④自分の理想を絵にしてみる
自分にとっての理想の暮らしを元に絵のアイデアを考えてみるのもいいですね。
たとえば、理想の暮らしが海辺に住むことであれば、海の近くで暮らしている様子を絵にしてみたり、砂浜から見える海の景色を描いてみたり。
または、田舎でハーブを育てたりや家庭菜園をすることが理想としてある人はハーブティーを飲む自分や野菜を育てているところを描くというもの素敵ですね。
こんなふうに自分の理想を絵にしてみるのもワクワクしますね。
描いた絵はお部屋に飾るとその絵を見るたびにいい気分になれたり、そこに向けて計画を始めてみてそれが現実になったりもするかもしれません。
⑤好きなものを複数組み合わせた絵を描く
自分の好きなものから描いていくと描いている時間も楽しいものになりやすいです。
でも、自分が本当に好きなものというのは無意識なものもありなかなか気づきにくいですよね。
そんなときにはこんな質問をしてみてください。
- 心惹かれるものは何?
- つい立ち寄ってしまう場所はある?
- どんなときに感動する?
- 楽しい時間はどんなとき?
- 身の回りにあるお気に入りは何?
こんなふうに自分の好きを知るための質問をしてみると自分がどんなことに心惹かれるのかが見えてきます。
また、ピンタレストで好みの画像をひたすら集めてみるのもおすすめです。
私は自分の好きなものがよくわからなかった頃に、ピンタレストで画像を集めることを始めたのですが続けてみると少しずつ自分がどんなことに興味があるのかが見えてきました。
絵を描くときは自分への縛りを手放してみる
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なんだか描くのがしんどいかも、、
そう感じるときはもしかしたら自分を縛る何かがあるのかもしれません。
たとえば、
- もっと上達するべき
- もっと細かくリアルに描くべき
- デッサンが上手くなってから本番を描こう
- 線は細くきれいに描けた方がいい
- 一つ一つ時間をかけて描いたほうがいい
こんな思い込みがあったとしたらそれが苦しい気持ちの理由かもしれません。
細かく描いているからいい絵とはかぎらない。
私が「この絵いいなぁ~」と思ったものすべてが細かく描いているわけではないし、なんだかホッとするあたたかさがある絵には惹かれるものがありました。
いい絵はどれだけ細かく描いているかというよりも「自分がどう描きたいのか、どんな気持ちになってほしいのか」が大事なのかなと思ったのです。
さいごに
今回は、絵を描くのが楽しくなる視点についてお話してきました。
絵を描くのが好きな人でもなんだか最近描くのがあまり楽しくないな、と感じることもあるかと思います。
そんなときにはぜひ試してみてください。
少しでも参考になればうれしいです。
ではまた。