
こんにちは、繊細な心の絵描き、まゆ(@mayu_artgram)です。
今回紹介するのは、ラメをふんだんに使い、まるで宇宙のようにきらめく空間を描いたアクリル画です。
その中で犬と人が手をつなぎ、ゆったりダンスするような場面を絵にしました。
この記事では、この絵を描いた背景や制作の工夫、作品に込めた想いなどをお話しします。
作品紹介 ― 銀河の舞台に広がる幻想的なダンス

今回ご紹介するのは、ラメを使用して描いたアクリル画作品です。
舞台は、どこか現実から離れたような幻想的な宇宙空間。
そこに登場するのは、一匹の犬と一人の人間。
二人は無重力の宇宙を漂うように、かろやかにダンスをしています。
背景には深い青が広がり、ところどころにラメの粒が散りばめられています。
光が当たるたびにキラキラと輝き、まるで本物の星屑が舞っているかのような雰囲気に。
制作の裏側 ― この絵が生まれたきっかけ
この作品を描こうと思ったきっかけは、「人と犬の関係性を夢のような雰囲気で描いてみたい」という想いからでした。
私にとって犬という生き物は、生まれたときからそばにいた、いちばん身近な存在だったのです。
ただの現実的な描写ではなく、もっと物語の中に登場するような存在として表現してみたいと感じていました。
また、ダンスをしているようなシーンを選んだのは、動きの中に生まれる「心地よさ」や「信頼感」を描きたかったから。
人と犬はお互いにとって唯一無二のパートナー。
つないだ手からは信頼感や豊かなエネルギーみたいなものが広がっていく、そんなイメージでゴールドの模様を描いています。
私は愛犬と過ごす日々のなかで、犬と人には共通言語はないけれど、心が通じ合っているような感覚がありました。
それがとても魅力的に思えたのです。
同じ言葉を話す人間同士であっても、分かり合えないと感じることは多々あります。
でも、犬との関係には言葉がなくても、不思議と寄り添い合う心地よさやあたたかさを感じます。
色は夜の静けさを感じさせる一方で、あたたかな色合いの光を組み合わせることで幻想的な雰囲気を表現しました。
そしてラメを使うことで、絵全体に生命感とリズムを与えることを意識しました。
作品に込めた想い

この絵に込めたのは「心地よさと信頼感」です。
現実の生活の中では、思い通りにいかないことや、制約の多さに息苦しさを感じることもあると思います。
でも、この絵の中では重力からも解放されて、犬と人がただ「心地よい」という気持ちだけで踊っています。
私は、この作品を見てくださる方にも「少し肩の力を抜いて、ゆったり楽しむこと」を思い出してもらえたらいいなと思っています。
犬と人の姿は、誰かと一緒に夢を見たり、喜びを分かち合ったりすることの大切さを表しているとも言えるかもしれません。
また、ラメの輝きは「希望」を意味しています。
暗い夜空の中でも、星がきらめくことで心が少し軽くなるように、日常の中に小さな光を見つけられることを願って描きました。
▼ラメを使った描き方については、こちらの記事でお話しています。
おわりに ― 銀河でのダンスが伝えるもの
この作品を描き終えたとき、自分自身も心がゆったり解放されたような感覚になりました。
絵を通じて「こんな世界があったら素敵だな」と思える時間を過ごせたことは、私にとっても大切なものです。
この絵を見てくださる方が、少しでも心がやすらいだり、想像の世界を旅するような気持ちになっていただけたら嬉しいです。
宇宙で踊る犬と人。そこに散りばめられたラメの輝き。
この一枚が、日常の中に小さな夢や希望を届けられる存在になれたら幸いです。
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