こんにちは、まゆです。20代の内向型HSPです。
人には「外向型」「内向型」といった性格や性質のちがいがあります。
「内向型」の中にはHSPという気質を持つ人もいます。
HSPとは、一般的に人一倍繊細、敏感といわれる「気質」を持つ人のことですね。
自分がここに当てはまると気づいたのは大学生のときでした。
今までなんとなく他の人と感覚が違っている、敏感すぎると感じることが多く謎の生きづらさを感じていました。
今回は自身が内向型でHSP気質を持っていると気づいたときの話をしようと思います。
内向型HSPと知るまでの20年間自分で自分がわからなかった
自分が内向型人間でHSPだと知ったのは、20歳くらいでした。
それまでは自分が弱すぎる、繊細すぎるような気がしてなんとなく他の人と感覚がちがう感じがしていました。
といってもそれがなんなのかはわからなかった。
10代の頃は人と比べながら生きることが常だったから、自分は人よりも劣っている、できないことばかり、ほんの些細な言葉にも傷つくダメな人間だと思っていた。
だからいつも自分に自信がなかったし、自分の価値を感じられずにいました。
人に嫌われたり、不快感や迷惑をかけることもこわかった。
それは他者への優しさというより、そうなることで自分がかなりのダメージを受けるから。
だから、自分のことよりも相手の望みを優先させるような接し方をしていた。
それって自分を抑えこむことだし、自分では気づかないうちにかなりストレスが溜まっていたんだと思う。
それから毎日おなかの不調に悩んだり、自分のことがよくわからなくなっていきました。
内向型人間でHSPの要素もあると知ったきっかけ
このよくわからない生きづらさみたいなものがなんなのか、一時期ネット検索して調べてみたことがありました。
それでたどり着いたのが「HSP」という概念です。
HSPの診断項目にはほぼ全部が当てはまっていたから自分はこれだったのか!という衝撃と少しの安心感を感じました。
自分はおかしいわけではなかったし、自分と同じように悩んだりしている人がいると思えたから。
また、MBTI性格診断ツール(無料)というものを試してみたところ、内向性100%で「INFJ」と診断されました。
※INFJタイプは全体的に少数派。。
そのことから性格は極端なくらい内向きだから他の人と感覚や感じ方が違ったのかもと思えました。
昔お世話になった先生が「内向型いいじゃないですか」とコメントを書いてくれたことがあり、私は内向的なのはわるいものだと思い込んでいたのですごく新鮮だったんです。
自分の思い込みで自分をしばって苦しめていたことに気づきました。
繊細で敏感な人間だとわかったけど、どうしたらいいの?
HSPについて学んでいくうちに繊細で敏感すぎるのは欠点じゃないと思えた。
でも、現実は困難なことも多いし、ちょっとしたことで心が揺れてしまうのは変わらない。
HSPと知って安心できた。
その概念に出会えたことにも心から感謝しています。
知らなかったら自分のことを理解できなかったし、これからの人生うまくいかないことばかりだったと思うからです。
でも、そのあとどう自分と向き合っていったらいいんだろう。
そんなふうにモヤモヤすることも多かった。
もっとラクにいきたいし、ほどよく鈍感になりたいと思ってたんですよね。
鈍感にはなれないし、なる必要もなかった。
人に共感しやすかったり、感受性が強いことは何の対策もしなければ人の気持ちに翻弄されてしまいます。
いい感情ならポジティブな気持ちになれるけど、そうでない場合はつらいことも多いです。
だからといって鈍感になれたらラクなのかというとそれはどうなんだろう。
人の気持ちがわからない、というのは根本的には敏感な人も鈍感な人もそう変わらないのではと思う。
大事なのは、「相手を理解したい」という気持ちだからです。
この世界には敏感さも必要だし、敏感さも必要なんだと思う。
敏感な人は人の気持ちに寄り添うことができるし、鈍感な人はいつも揺らがずにいることで人を安心させてくれる。
敏感な人にとって大事なこと
敏感な人にとって大事なのは、
- 人と比べない
- 頑張りすぎない
- 無理しない
- ムリして人に合わせない
この4つです。
他人は自分の鏡。
自分を大切にして優しくできる人は人からも優しくされます。
ムリしなければラクに生きられるし、周りの人との関係も良くなっていくと思う。
私はこの4つを意識してからかなり心にゆとりができました。
別に頑張らなくても、無理しなくても人に嫌われることはあまりないんですよね。
「嫌われても、まあいいか。。」くらいのゆるさが心をラクにしてくれます。
内向型で繊細。そのままの自分でヨシ!
内向型やHSPの人こそ自分に愛情を注ぐこと、自分を満たすことが大切です。
ふだんいろんな刺激を感じやすいため疲れやすいことが多いからです。
だからこそまず自分を満たしてあげること。
私はまず自分を最優先にすることを心がけてから少しずつ「自分のままでいてもいい」と思えるようになりました。
生まれ持った気質は全く変わってないけど、繊細さに対する自分の見方が変わってきた。
繊細さをいいものとして捉えてみると「そのままの自分でいいんだ」と安心した気持ちになれた。
性格も気質もそのままでよくて、いかに自分にとってプラスになる考え方をするかが重要なのかもしれません。
それでは今日はこのくらいで。
ゆっくり過ごしましょう~
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