なんだかイヤな気持ちになったり、凹むことがあるけどどう向き合ったらいいのかわからない。
心が揺れやすい人ほどそう感じて悩んでしまうことが多いのではないでしょうか。
私はささいなことでも気にしてしまうことが多く、うつうつとしやすい人間でした。
その気質は昔から変わっていません。。
でもある本と出会ってから「ネガティブなことが起こったら日記を書く」ようにしてみたのです。
実際に続けてみると、イヤなことは自分を不快にさせるためではなく成長させるために起こっている、学ぶために必要だから起きている。
そう感じるようになりました。
イヤな気持ちになってもそこから得た学びがあれば自然と前向きな気持ちになれるのではないかと。
そこで今回は、ネガティブ感情をプラスに変える日記の書き方を紹介します。
ネガティブ日記を書くようになったきっかけ
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ネガティブ日記とは、ネガティブな気持ちになったときに自己成長のために書く日記のこと。
私がそう呼んでいるだけです(笑)
この日記を書くようになったのは『魂磨きで魔法のように願いを叶える』水紀華(著)を読んだことがきっかけでした。
この本は夢を叶えるヒントを知りたいと思って出会った本です。
本に書かれていたのは、夢を叶えるには潜在意識を変えることが重要で、そのためには魂磨きをすることが効果的。
魂磨きをするにはネガティブな感情になったときに日記を書くようにするといいとありました。
私はその部分に惹かれるものを感じたので実際にネガティブな気持ちになったときには日記を書くようにしました。
実際に書いてみると、ネガティブな気持ちで苦しくなっていた心が穏やかになり、不思議と気持ちがラクになっていくのを感じた。
心がラクになるだけでなく自分が無意識にしていた思い込みによって自分を苦しめていることに気づいたり、イヤな体験から学びを得る習慣ができたりしました。
日記を書くことで潜在意識が変化すると目の前の出来事の見方がプラスになり未来がどんどん良くなっていく、そんなふうに感じました。
ネガティブ感情をプラスに変える日記の書き方!
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ここからは、ネガティブ感情をプラスに変える日記の書き方を紹介します。
書籍『魂磨きで魔法のように願いを叶える』水紀華(著)をベースに書いております。
- 気持ちを吐き出すように書く
- 事実だけを書き出す
- 自分の視点で受け止める
- 自問しながら学びを得る
- これからの行動をリストにする
ステップ①気持ちを吐き出すように書く
まず1つ目は「気持ちを吐き出すように書くこと」です。
ふつうの日記のように、起こったことや思ったこと、感じたことをそのまま書いていきます。
自分だけが見る日記なので今頭の中にある気持ちをそのまま書き出してみることがとても大切です。
これだけで心が落ち着いたりします。
ステップ②事実だけを書き出す
2つ目のステップでは、事実だけを書いていきます。
自分の感情や主観はなしで起こった出来事だけを抜き取ってみます。
たとえば、「傷つくことを言われてショックだった」ということがあれば「言われた言葉だけ」に注目してみるのです。
自分の主観が入ってしまうとどんどん物事が複雑になりネガティブな解釈をしてしまいがちなのでここでは起こったことだけに焦点を当ててみます。
ステップ③自分の視点で受け止める
つぎに3つ目のステップは「事実を自分の視点で受け止めること」です。
自分の視点というのは他人はどう思うか、世間一般ではどう見るかは一切気にしないこと。
起こったことに対して冷静に自分だけの視点で見つめてみます。
たとえば「○○と言われてとても傷ついた」なら「そんなことで傷つくなんてメンタル弱すぎる、他の人ならスルーできることだ」なんて思う必要はなく、自分はとてもショックだったということをそのまま受け止めてあげること。
大事なのは感情をそのまま味わうことです。
つらい気持ちを否定せず「あぁ、今自分はとてもつらいんだな」とただ感じること。
どんな感情があってもいいと認めることで心がもっとラクになります。
ステップ④自問しながら学びを得る
4つ目のステップは「自問しながら学びを得ること」です。
イヤな気持ちになったときは自分に問いかけるようにするのがおすすめです。
- なぜイヤな気持ちになったのか
- ここから学べることは何か
私自身、こんなふうに自分に質問してみると無意識の思い込みや○○すべきといった思考にとらわれていることに気づきました。
ネガティブな出来事にこそ学びがたくさんあります。
なのでいやな気持ちになることはわるいことではなく、自分を知る手掛かりになる。
そう捉えてみると前向きに生きやすくなるかと思います。
ステップ⑤これからの行動をリストにする
ステップ5ではこれからの行動をリストにしていきます。
日記を書き終わったあとに、これからどうするかを書いてみると日常が少しずつ心地よくなったり新しい視点をもてたりします。
たとえば、他人の何気ない一言に傷ついてつらい気持ちでいるとします。
そこでネガティブ日記を書きながら、自分は無意識に自分と他人を比較して劣等感を感じていることに気づきました。
ここでの「これからの行動リスト」を作ってみると、
- なぜ劣等感を抱えているのか知るために本を探してみる
- 人と比較せず自分らしく生きるために自分のやりたいことに集中してみる
- 思い込みを手放す方法を調べてみる
など、いろいろありそうですよね。
ここでのポイントは無理せず自分がこれやってみたいなと思うことだけ書くことです。
また、小さなことから始めてみること。
好奇心に沿って行動するほうが得るものは多いし、小さく始めるほうが負担が少ないので続きやすくなります。
さいごに
今回は、ネガティブ感情をプラスに変える日記の書き方についてお話してきました。
心がモヤモヤするとき、何か落ち込むことがあったときはぜひ日記を書いてみてください。
自分と向き合うことで少しずつ自分を理解できるようになり、心がラクになっていくと思います。
何か参考になることがあればうれしいです。
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