こんにちは、絵描きのまゆです。
絵を描くとき、「なかなか集中できない」「時間が経っても思ったより進んでいない」と感じたことはありませんか?
私は昔から空想の世界に没頭するのが好きで、絵を描くことも大好きなのですが、数時間描き続けるとあとでドッと疲れる、全く描けない日が続くなど、かなり極端でした。
描き始めても、気づけばSNSを見てしまっている…なんてこともしょっちゅうです。
そんな私が取り入れて効果を感じたのが、「ポモドーロ・テクニック」という時間管理法です。
この記事では、集中して絵を描く方法やポモドーロテクニックを使って制作してみた私の体験談などをご紹介します。
ポモドーロ・テクニックとは?

ポモドーロ・テクニックとは、25分作業 → 5分休憩を1セットとして繰り返す時間管理法です。
これの手順で行うことで、集中力を高めてタスクを効率よくこなすことができます。
具体的にはこんな感じです。
- やることを決める
- タイマーを25分にセットする
- 25分だけ集中して作業する
- タイマーが鳴ったら5分休憩
- 4セットごとに15〜30分の長めの休憩をとる
発案者はフランチェスコ・シリロさんで、トマト型のキッチンタイマー(イタリア語で「ポモドーロ」)を使っていたことからこの名前がついたそうです。
ポモドーロ・テクニックは、絵描きにも向いている?

絵を描くときは、集中していると筆が進むけれど、気が散っていると思うように描けないことがよくあります。
没頭する時間と、ぼーっとする時間の両方が必要ですよね。
ポモドーロ法はその「集中とリラックスのリズム」が自然に作れるので、絵を描く人にぴったりです。
特にこんな人におすすめです。
- 長時間描くのは疲れる
- なかなか作業が進まない
- 気分に波がある
私自身、以前は絵を描き始めたら集中がきれるまでぶっ続けで描いてしまい、かなりぐったりしていました。
でも、ポモドーロテクニックを試してみると、短い時間だけ集中すればいいので、脳や身体が疲れにくくなったのを感じます。
実際にポモドーロ・テクニックで絵を描いてみた!

私はポモドーロ・テクニックを使って、こんなふうに絵を描いています。
やることを細かく分けてから25分集中
25分集中するといっても、まずは何から始めるかを前日か当日の朝に決めておきます。
たとえば、
「F0号の絵を一枚仕上げる」という課題があったら、これをもっと細かいタスクに分けていきます。
- A4用紙にラフスケッチを3つ以上描く
- メインの配色を2~3色に決める
- 本番の紙にジェッソで下地を塗る
- ざっくり下絵を描く
こんなふうに細かくやることを書き出しておくと作業に迷いが減るのでとてもラクです。
この細かく分けたタスクを25分だけ取り組み、5分休む。
これを4回ほど繰り返す感じです。
私はまだ始めたばかりでタイマー通りにはできていないのですが、短い時間に集中して取り組み、休みをはさむことで自然と作業に没頭しやすくなりました。
タイマーは「アレクサ」にお願いしてみる
私がタイマーに使っているのは、AmazonのFireタブレットに入っているアレクサ機能です。
「アレクサ、25分タイマー」と話しかけるだけで、すぐにスタートできます。
スマホでタイマーを設定するとつい他のアプリを見てしまったり、気が散ってしまいがちです。
でも、音声操作なら手を使わずにそのまま作業に入れるのが大きなメリットだと思います。
休憩も「アレクサ、5分タイマー」と話しかければOKなのでとても便利です。
休憩時間は完全に作業から離れる
タイマーが鳴って25分たったら、いったん手を止めます。
ストレッチをしたり、アニメを観たり、先ほどまでの作業とは全く関係のないことをするようにしています。
そうすると気分が切り替わるので自然と休憩がとれるように感じます。
25分で一つのタスクを終わらせる必要はないので、やりかけのまま放置でOKです。
意外と途中のままにしておくほうが次の25分間でスムーズに続きをしやすくなります。
ポモドーロ・テクニックを続けるコツ

私はポモドーロ・テクニックで作業を始めてまだ数日。。
きっちりタイマー通りにできているわけではありませんが、続けるために意識しているポイントが3つあります。
- 完璧にやろうとしない
- タイマーを習慣にする
- 休憩時間をとる
タイマーがあることで、この時間だけ描けばいいと思えるので、長時間描かないといけないと思うこともなくなり、制作にリズムが出てきたように感じます。
まとめ
今回は、絵描きが集中して絵を描く方法というテーマでお話してきました。
ポモドーロ・テクニックで時間を区切って絵を描いてみると集中しやすくなると思います。
- 集中力が続かない
- 時間を効率よく使いたい
- 気分に波がある
そんなときは、ぜひ試してみてくださいね。
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