こんにちは、まゆです。
HSP気質があり、揺らぎやすい心と日々向き合うようにしています。
今回は「劣等感を成長するためのエネルギーに変える方法」というテーマでお話していきたいと思います。
劣等感を感じてつらい。。どうしたらラクな気持ちになれるのか。
そんな方に向けて。
私自身、10代の頃からかなり劣等感が強く、自分はダメな人間だという自己否定感がありました。
頻繁に自分と他人を比較しては相手より劣っているという感覚を感じていたのです。
なぜそうしてしまうのか。
きっと自分という人間に価値を感じたかったからではないかと思います。
それは同時に自分には価値がないと思っているということでもあります。
劣等感を抱くことがわるいことではないけれど、自分には劣っているところがある、これが許せないしそんな自分にOKを出せないのです。
だから苦しくなる。
じゃあ劣等感を感じたときどんなふうに向き合っていけばいいのか。
それは劣等感の負のエネルギーを自己成長のためのプラスのエネルギーに変えたらいいと思うのです。
そこで今回は、その方法を考えてみたので共有します。
何か参考になることがあればうれしいです。
劣等感を自己成長のエネルギーに変える方法
ここからは、劣等感を成長するためのエネルギーに変える方法を紹介します。
全部で5つあります。
- 自分の劣等感を認めて受け入れる
- 自分の長所や才能を磨く
- 小さなことから行動してみる
- 小さな成功体験を積み重ねる
- 自分に合う方法を探してみる
①自分の劣等感を認めて受け入れる
自分の劣等感を認めて受け入れること。
まずはこれが大切です。
こんなふうに自分を受け入れていくと心も癒されていきます。
しかし、この劣等感を受け入れるというのがなかなかむずかしい。。
こんな自分ではダメだという自己否定があるとそう簡単にOKを出せないからです。
ではこの自己否定はどこからきているのか。
自分の内面を探ってみるとそこには「こうあるべき」という思考や固定観念に縛られていることに気づきました。
例えば私の場合、学校の授業で昔から算数が大の苦手でした。
教わってもなかなか理解できないのでかなりの劣等感があったのです。
それはおそらく算数ができないとこれから苦労するとか、こんな問題も解けないのは恥ずかしいということをよく周りの人に言われてきたので「算数ができない自分はダメ、劣っている」という思い込みが生まれたのではないかと思います。
たしかに算数はできないよりはできたほうがラクなのでしょう。
しかし、ここで「あぁ自分は算数が苦手なんだな。そこに強い劣等感を抱いているんだな」と劣等感があることを認めるだけでかなりラクになったのではと思うのです。
なぜなら、できないことがある自分をそのまま受け止めているからです。
できない自分がいることを受け止めるのとできない自分を劣っているとみることにはかなりの違いがあります。
できないことがあってもいい、そう思えると心がラクになるかと思います。
②自分の長所や才能を磨く
劣等感を感じるきっかけは、人よりも劣っていると感じたときが多いのではないでしょうか。
それは自分の短所や欠点などに目が向いているときです。
しかし、どんな人にも苦手なことやできないことがあるものです。
劣等感をプラスのエネルギーにするには短所よりも長所や才能を磨くことに意識を向けること。
これが大切だと思うのです。
自分の好きなことやもともと得意なことのほうに時間をかけたほうが上達しやすいし、その時間が楽しく充実したものになるはず。
苦手なこと、できないことは他の人が助けてくれたりします。
人はだれかの力になれたとき、貢献できたと思うときはとても嬉しく感じるものです。
なので自分の短所は人に喜ばれるきっかけになることもあります。
短所こそ自分の魅力だと思ってみる、才能がある分野を磨く時間をつくる。
こんな視点を持ってみると心がゆるんでくると思います。
③小さなことから行動してみる
劣等感を成長のエネルギーに変えるには、小さなことを実際にやってみることです。
たとえば短所より自分のいいところ、得意なことに目を向けたとします。
そこで自分には文章を書くのが好きで人にもよく褒められることを思い出しました。
ここから小さな行動をしていくとすると、こんなことを試してみるといいかもしれません。
- 自分の思っていることや感じたことを日記に書く
- 短めの物語を書いてみる
- SNSに日々感じたことを投稿してみる
など他にもいろいろありますが、
書くことに時間をかけたり、書くことを磨いていくと自分の中はワクワクしたもので満たされていきます。
好きなことをする時間、自分にとって上達しやすい分野に集中することでどんどん日常が豊かに面白くなっていくと思います。
④小さな成功体験を積み重ねる
③の小さなことから行動してみるとそれが成功体験になっていきます。
どんなささいなことでも自分がやってみてできたことを自覚して認めることはとても大切なことです。
それが自分の自信につながるからです。
ここでのポイントは自分で何かを生産すること。
- 新しく文章を書く
- 自分の中にある思いや感情を紙に書きて見える形にする
- 物語を書いてみる
このどれもが生産的な行動になります。
創作することは消費して楽しむこととはまた別の面白さがあります。
それは自分の長所や才能を磨くことになったり、新しい自分に気づくきっかけになったりするからです。
それにより自分に自信がついて、自分には苦手なこともあるけれど得意なこともあると実感できます。それが自分の成長につながっていくと思うのです。
⑤自分に合う方法を探してみる
目的は一つでも手段はいろいろありますよね。
たとえば文章を通じて自分や他者を癒したいという目的があるとします。
その手段は複数あると思います。
- 小説のような物語を通して伝えたいメッセージを込める
- 自分の体験を元にユーモアをこめてブログを書く
- SNSでホッとするような言葉を書く
- 詩を書いて本にしてまとめる
など手段はいろいろあると思います。
そこで大切なのは自分に合う方法を探してみることです。
同じ文章を書くのが好きな人でも「物語を書くのは苦手な人だけど詩を書くのすき」という人がいたり、その一方で「自分の感情を書くより物語を書く方が楽しい」と感じる人もいるでしょう。
苦手なことや楽しくないことはきっと続かないはず。
なので自分に合う書き方を見つけることがとても大切だと思います。
劣等感を感じるときというのは大抵自分の苦手なことをしているときかなと思うので、好きなことの中でも特に楽しく感じることに目を向けてみるといいですね。
まとめ
今回は、劣等感を成長するためのエネルギーに変える方法についてお話してきました。
劣等感は自分を苦しめるものと長年思っていました。
しかし、視点を変えてみると自分の成長への力になることもあります。
ぜひ試してみてください。
では今日はこのくらいに。