内気な性格を変えたい。
もっといろんな経験をしてみたい。
そう思っても、行動すると失敗したり、恥をかいたりすることも多いから、なかなか行動できないという人へ。
今回は、内気な性格を持つ人が行動しやすくなる方法や考え方についてお話します。
内気な人が自分の殻に篭もりやすくなる理由
内気な人はもともと内向型だったり、敏感な気質を持つ人が多いのではないでしょうか。
恐れや不安、心配事を抱えやすい分一人でこもる時間が必要だったりします。
過去に精神的なダメージを受けたのなら行動を起こすことに慎重になるのは自然なことです。
それは自分を守るためだから。
自分の殻にこもることでエネルギーを充電する人は内向型に多いのではないかと思います。
しっかり充電できれば、また外に出てみようかなと思えたりします。
行動とは心のままにするもの
行動というと、何か大きな意志をもってやらないといけない。
そう思うことはありませんか。
本来、行動というのは心のままにしてしまうものです。
おなかが空いたから食事をとる。
身体を休めたいから眠る。
面白い物語を読みたいから本を読む。
気分転換したいから好きな曲を聴く。
こんな感じで、行動は欲求が生まれた結果動いてしまうというだけです。
決して行動しなきゃと思ってしているわけではないんですよね。
本当に自分の内面に「○○したい」という欲求が湧いたら自然と行動に移してしまうものだったりします。
私自身、かなりのインドア派ですが、絵に関することだけは行動に移りやすいです。
絵が好きで興味関心があるので見たい展示があれば自然とそこに足が向かいます。
行動は無理してするものではないと思います。
心のままにしたいことをしていれば、それは結果的に行動していることになるのではないかと。
なので自然な行動に移すためには、いつも自分の直観や心惹かれることにアンテナを張っておくというのが大事かなと思います。
内気な人が行動を起こしやすくする方法
ここからは、内気な性格を持つ人が行動しやすくなる方法を紹介します。
以下の6つあります。
①失敗への捉え方を変える
「失敗は成功のもと」といいますが、本当にそのとおりで。
うまくいっている人たちの多くは、失敗を失敗として捉えていないんだそうです。
周りからみると「失敗」に見えるかもしれないけれど、
本人からすると「うまくいかない方法を見つけることができた。いい経験になった」
こんなふうに考えるので失敗にはならないんですよね。
成功している人は、すでに多くの失敗を重ねた人のことをいうのかもしれません。
失敗しなければ成功もない。
私はよく失敗がこわい、人に迷惑かけたらどうしようと、必要以上に失敗やミスすることをおそれていました。
そんなふうに思うと新しいことにもなかなか挑戦できないし、いつも受け身になってしまいます。
失敗するとダメージも大きいのでそのたびに自分を責めて凹んでいました。
こういう考え方はなかなかつらいものです。
でも、失敗への捉え方を変えてみたら行動へのハードルが下がっていくのを感じました。
失敗しないで前に進むことはできないし、どうせ失敗するなら早めのほうがいいじゃないかと。
失敗はときにいたみを伴いますが、その分学びや気づきもたくさんあります。
②行動するとどんないいことがあるか想像する
行動するとどんないいことがありそうか。
その部分を想像することで自然と行動したくなったりします。
それをすることで自分の未来が明るくなる、周りの人にもいい影響があるかもしれない。
こんなふうに考えてみるのです。
何かしらプラスになるのならまあやってみようかなと思えたり。
私の場合は、ふだんから絵を描いているので他の絵描きさんの絵を直接みるとすごく勉強になるんですよね。
この展示を見にいけば「構図の考え方や色彩づくりで新しい発見がありそう!」という感じで未来がプラスになるという視点で展示を見に行ったりしています。
③やらずに後悔しないか問いかける
人生はやって後悔したことより、やらずに後悔したことのほうが頭に浮かびやすいのだそうです。
自分の人生最後の日に後悔しそうなことはどんなことでしょうか。
一度考えてみると、やっておいたほうがいいかもしれないと思えたりします。
関連記事
④どんな経験をしてどこに行きたいのか考える
夢や目標があると自然と行動に移しやすくなります。
どこにいき、どうなりたいのかが明確であればあるほど具体的な行動をしやすくなるんですよね。
「○○へ行くには△△が必要だから、まずはこれからやってみよう。」
というような感じです。
自分がこの人生でどんな経験をしたいのか。
どこに行きたいのか。
人生全体で考えてみると、これからやってみたいことがどんどん浮かんできたします。
好奇心は人をいろんな場所に連れて行ってくれます。
⑤体調を整える工夫をする
身体の調子がよくないと何をするにもやる気が出ないものです。
なのでふだんから身体の調子を整えておくことは大切だと思います。
とくに腸のケアを大事にすることをおすすめします。
セロトニンの9割は腸で作られるといわれているので、おなかの調子がよければ気分もいいし心も前に気になりやすいです。
私自身、長年おなかの不調が続いていたので、引きこもりがちなのはその影響もかなりあったかなと思います。
おなかの調子がわるいと何かをしようという気持ちにもなりにくいんですよね。
⑥小さなことから始めてみる
内気で慎重な性格の人ほど小さなことから始めていくのがいいと思います。
いきなり大きなことから手をつけてしまうと引き返すのがむずかしかったり、心や身体の負担にもなりやすいからです。
小さく動くことで行動へのハードルが下がり、ムリなく少しずつ前に進むことができます。
コメント