なかなか絵のアイデアが浮かばない。
そんな方に向けて。
こんにちは、絵描きのまゆです。ふだんはアクリル絵具で絵を描いています。
今回は、「絵を描くときのアイデア出しでおすすめの方法」というテーマでお話していきたいと思います。
新しく絵を描くときになかなか絵のイメージが浮かばないことがよくあります。
きっと絵描きさんの中には何を描こうか、どう描くかで悩んでいる人も多いのかなと思います。
私が実際にやってみたら絵のアイデアが広がってきた、発想しやすくなったという方法がいくつかありました。
本記事では絵のアイデア出しがうまくいかない方向けにおすすめの方法をお伝えします。
絵を描くときにおすすめのアイデア出しとは？
ここからは、新しく絵を描くときのアイデア出しでおすすめの方法を紹介します。
全部で５つあります。
- 自分が描きやすい「絵の型」を見つける
- 過去に売れた絵や反応がよかった絵の要素を書き出す
- 過去絵を少しアレンジする
- とりあえずラフ案を描く
- 自分好みの絵を大量にインプットする
①自分が描きやすい「絵の型」を見つける
まず1つ目は「自分が描きやすい絵の型を見つける」というものです。
絵の型というのは、自分がふだんよく描くモチーフやよく描く構図などで自分が描きやすい絵といっていいかもしれません。
なんとなくこういうテイストでこんな雰囲気だと描きやすいな、というものがあれば新しく絵を描くときも似た雰囲気の絵を描いてみるといいかもしれません。
自分独自の世界観が広がったり深めやすくなるのかと思います。
私はふだん空想世界を描いているのですが鳥や小人、月というモチーフをよく描きます。
なぜか不思議と描きたくなるので描いています。
絵の描き方は本当に自由なので自分にとっての描きやすいポイントなどを見つけられたらいいですよね。
あとはどんな空間にするかとか、どんな色を使うか、どんな構図にしようかなど決めることはいろいろありますが、自分にとっての描きやすい要素を組み合わせるとオリジナルな絵になりやすく自分も描いていて楽しく感じたりします。
②過去に売れた絵や反応がよかった絵の要素を書き出す
２つ目は「過去に売れた絵や反応がよかった絵の要素を書き出す」というものですね。
絵の展示や販売をされている方、絵を他の人に見てもらう機会がよくある方は他の人から絵の感想をもらったりすると思うのです。
展示会でその場にいると見る人の反応も感じられたりしますよね。
たとえば私の場合は最近になって絵の展示をするようになったのですが、お客様からはよく「赤い絵はとくにいいですね。なんだか惹かれます！」というようなお言葉をいただくことがあります。
そこで新作を描くときにどこか赤い部分を取り入れてみたり、絵の中の背景を赤系にしてみたりします。
自分でも赤を使った絵は好きなのでそんなふうにいただいた感想から絵のアイデアを考えてみたりもします。
また、過去に売れた絵や反応がよかった絵があれば「この絵の特徴は？」「どの部分が良かったのか」「どんな要素があるのか」などを自分に問いかけながら紙に書き出してみるのもおすすめです。
そこで新しく描くときに少しその要素を入れてみたりするのもいいですよね。
③過去絵を少しアレンジする
３つ目は「過去絵を少しアレンジする」という部分です。
私は新しく絵を描くときにどんな絵を描こうかと悩んでしまってなかなかアイデアが浮かばないことがけっこうあります。
そんなときは過去に描いた絵を少しアレンジする感じでラフを描いたりします。
たとえば、犬がお茶会をしている絵を過去に描いたなら、犬を他の動物に変えてみたり、壁紙の色や模様を別の柄にしてみたり、ケーキをプリンにしてみたり。。
こんな感じでお茶会風なのは変わっていないのですが、描くものを変えるだけでも雰囲気が変わりますよね。
全くゼロの状態から新しいものを作るのはなかなか大変ですが、すでに描いたものをどこか一部アレンジするだけなら絵も増やしやすいし、バリエーションを広がるのではないかと思います。
④とりあえずラフ案を描く
４つ目は「とりあえずラフ案を描く」というものです。
ラフ案といっても気楽に落書き感覚で描いてみます。
過去に描いた絵をアレンジするときも、何も浮かばないときもまずはスケッチブックなどに描いて手を動かしてみます。
実際に描いてみるとイメージが浮かびやすくなったりするのでおすすめです。
まずは１分でも５分でも時間制限で描いてみてはどうでしょうか。
私はふだん空想画をよく描くのですが、空想というと漠然としすぎて何を描こうかイメージが浮かばないときがよくあります。
そこで空想をもっと具体的にするために「現実にあるものを空想上の生き物にしてみる」という発想で落書きを描いたりします。
たとえば、「きのこ」を空想上の生き物にして自分だったらどう描くかと考えつつ描きます。
きのこに顔を描いたり、ひげを生やしてみたり（笑）
そんなふうに発想を広げてみたりしています。
⑤自分好みの絵を大量にインプットする
５つ目は「自分好みの絵を大量にインプットする」というものですね。
新しく絵を描くときは大量のインプットがとても大事だったりします。
なぜなら自分の頭の中にあるものだけで描こうとするとどうしても同じような絵ばかりになったり、細かい部分を描きこむこともしにくいからです。
私の場合は、
- 他人の絵や作品をたくさん見る
- 自分好みの絵や素材を見つける
- どこがいいと感じたか問いかける
こんなふうにしてみると自分の絵に広がりが生まれるのを感じました。
といっても頻繁に外に出て作品を鑑賞するのはむずかしいので、ピンタレストやInstagramなどでいろんな作品を見る機会を持つようにしています。
絵を描くときは感覚で描くことが多かったりしますが、大量にインプットしておくと、ふとしたときに活きてくると思うので自分以外の他人の作品に触れることはとても大切だと思います。
さいごに
今回は、絵を描くときのアイデア出しでおすすめの方法についてお話してきました。
新しく絵を描くときはなかなかアイデアが浮かばなかったり悩んでしまうこともあると思います。
そんなときにはぜひ以下の方法を試してみてください。
あなたにとって描きやすいポイントが見つかるかもしれません。
- 自分が描きやすい「絵の型」を見つける
- 過去に売れた絵や反応がよかった絵の要素を書き出す
- 過去絵を少しアレンジする
- とりあえずラフ案を描く
- 自分好みの絵を大量にインプットする
では今日はこのくらいに。
ではまた。
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