私は新卒1年目で会社を辞めました。
新卒で入社したけど1年目で辞めようかどうしようか悩んでいる。。
そんな方に向けて。
IBSで敏感なHSP気質。
超内向的な私は人との接触が多い就職活動でも苦労しました。
ようやく一社だけ内定が取れて、新卒で入社。
しかし、1日8時間週5日働くという正社員の生活になかなか慣れず。。
人間関係でも職種が合わないというものではなく、それ以前に毎日決まった時間に外に出て、人と長く過ごす職場で長時間働き、混雑した電車で通勤する生活に適応できませんでした。
生きていくにはお金が必要で、お金を得るには働く必要があるわけで。。
実際に働いてみて自分の中になんだかちがうぞ…という違和感と困難さがありました。
どうしたらいいものか相当悩みましたが、辞める決断をしました。
退職してからは、田舎の実家に戻ってから見つかった自分のやりたいことをして暮らすために小さく勉強中です。
本記事では、IBSでHSPの私が新卒で入社した会社を1年目で辞めるか悩んだけどやめてよかったことを紹介します。
IBSでHSPの私が新卒一年目で辞めてよかった理由
新卒一年目で辞めてよかった理由は5つあります。
①心と身体を休めるゆとりがうまれた
「あなたはご自身の心と身体を大切にされていますか」
仕事を中心に暮らしているとなかなかむずかしいと思います。
身体が休みたいというサインを出していても、それに気づくことができなかったり、気づけたとしても仕事を優先して十分な休息がとれなかったり。
HSPの人はとくに人よりも自分を癒し愛してあげることが大切だと思っています。
私は慢性的なおなかの不調を抱えていることもあり、自分を大切に扱わないと症状はよくならないと学びました。
そこから、会社と自分どちらを優先させるのかといったら「自分」を第一に考えます。
社会人としては無責任と思われてしまうかもしれませんが、自分のことは自分がいちばんわかっていると思うので。
あまり無理を続けてもあとできっともっとよくないことになるだろうと感じるからです。
会社を辞めて、実家に戻ったことで「何もしなくていい時間」が生まれました。
ゆとりができたのです。
②自分の人生をじっくり考えるきっかけになった
時間的にも精神的にもゆとりが生まれたので、自分の人生をじっくり考えてみました。
具体的にはこんなことを考えてみました。
- 自分が本当にしたいことってなんだろう
- 自分の理想の暮らしとはどんなものか
- 自分の強みや好きなことはなにか
- 個人でお金を稼ぐにはどうしたらいいのだろう
- 自分にとってしあわせとは
- 自分の生きる目的は何か
- 毎日快腸に生きるにはどうすればいいのか
こういうことはじっくり時間をつくれないと考えることもできません。
就職活動をしているときに考えていればよかったと今思いますが……汗
でも実際に働くという経験をしてみたから生まれた問いだったのかもしれません。
こういう問いの答えを見つけていくのは時間がかかるし、むずかしいですよね。
でも意外と本当の自分の中にあるものなのかなと思います。
そこで本当の自分を見つけるには「読書」が必要だということに気づきました。
考えるにも、問いが生まれるためにも自分にはない考え方や生き方を知らないとなかなか出てこないんですよね。
それを教えてくれるのが本だと思います。
③自分のやりたいことが見つかった
興味のある分野や惹かれた本を読むようになり、自分を思いやる方法や豊かで幸せな人生を送る方法などを学びました。
もちろん考え方や方法は作者によってそれぞれなのですが、同じようなテーマで関連する本を数冊読んでいくと、何度も出てくる言葉が見つかったり、共通する部分が出てきます。
それはきっと本質なのではないかなと思えてノートに記録するようにしました。
そんなことを地道にやっていくと自分に気づきを与えて導いてくれる本の中の言葉たちがだんだんと集まってきます。そのおかげで自分のやりたいことを考えるヒントにもなりました。
人生は一度きり。
生きているというより生かされている。
それなら後悔のない生き方をしたいなと思った。
それが、やりたいことに気づくための大事なきもちだったのかもしれない。。
そしてやりたいことというのは見つけるというより気づくというほうが感覚としては近いのかも。
自分の好きなこと、やりたいことがわからないという方は、もしかしたら社会や他人の目を気にして本当の自分を抑えるようになり、そしていつのまにか「自分の好きなこと」も「やりたいと思っていたこと」もわからなくなってしまったのかもしれません。
他者の期待に応えることよりも自分が心地よく生きるという視点になってみると、自分に好きなことややりたいことをして生きてもいいという許可を出せるようになってきます。
④通勤からの解放
「あなたは通勤されていますか。また、それはどんな手段でしょうか」
毎日のことなので、HSPの方はとくに自分にとって負担が少ないものを選んだ方がいいと思っています。
わたしにとって混雑した電車内はストレスになっていました。
都会だったので朝の通勤ラッシュには耐えられず、会社からの配慮で出勤時間をずらしていただいたほどです。。
現在はアルバイト先まで自転車で通っています。
田舎道なので人は少ないし、自転車はひとりでいられて外の空気にふれるので心地いい通勤手段でした。
⑤読書に充てる時間が増えた
読書は人を成長させて前向きな考え方を教えてくれるすばらしいものだと思っています。
知識を得るならインターネットでもいいんじゃないのと思われるかもしれません。
しかし、自分の悩みを解決したいとき、ピンポイントでまとまった知識や考え方を教えてくれるものは本が最適だと感じます。
インターネットよりも情報が濃いので知りたいことを一気に学べます。
インターネットは読書と合わせて知りたいキーワードで検索するともっと深く学べるかもしれません。
辞めて転職?ではなく、そもそも正社員の働き方に向いていなかったと気づく
HSPの私が実際にフルタイムで働いてみて、「これはきびしいぞ。。」と心底実感しました。
働き方を自分に合わせないとこれからの人生つらいままだなぁと。
では会社を辞めてどうするのか。
そこでずいぶん悩みましたが、一度実家に戻らせてもらい、負担の少ないアルバイトをしながら個人で稼げるようになるためにやりたいしごとの勉強からはじめました。
何をするにも身体が大事なので、IBSをあつかうクリニックで通院しながら腸の知識も本を読んで学びました。
できそうなことから腸を整えるために実践しています。腸の知識を得たおかげで、少しずつどうすればおなかの調子がよくなるのかがわかってきました。
快腸になると、寝込んだりすることが少なくなるのでやりたいことに使える時間も増えました。
IBSにかぎらず腸を気遣うようにすると、人生が好転するのはたしかだと思います。
もし体調に悩みがあるなら、セロトニンや免疫と深いつながりがある腸のケアから始めてみるのもいいかもしれません。
まとめ
この記事では、新卒で入社した会社を1年目で辞めるか悩んだけどやめてよかったことについて紹介しました。
もしあなたが繊細な感受性をもつHSP気質で会社を辞めようかと迷っているのでしたら、なにかヒントになるものがあれば幸いです。
いちばんお伝えしたかったことは、何よりも自分を大切にして後悔のない生き方をしてほしいということです。
そして、人生には悩みはつきものではありますが、他者の期待に応えるためではなく自分が「○○したいから〇〇する」という自分の気持ちをぜひ大事にしてください。
自分で決めたことならあとで後悔することはあまりないと思います。
人生を終えるときにこんな質問があります。
• 十分に生きましたか
• 十分に成長しましたか
• 十分に愛しましたか
• 十分に使命を果たしましたか
ではまた。
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