私は昔から人見知りで、何かと考えすぎる性格でした。
人と話すと「余計なこと言ってしまったかも、、」「あのときこう言えばよかった、、」
こんなふうにいつまでの頭の中でぐるぐるしてしまうことが多くありました。
そんなときに始めたのが「紙に書く」ことです。
昔から紙に書くのは好きでしたが日常的に習慣になるほどではありませんでした。
でも、ある本がきっかけで「悩んだら紙に書く」というのをしてみると頭の中が整理されて心が軽くなっていくのを感じました。
頭の中のモヤモヤが視覚化されると自分の内面を把握しやすくなり、冷静になれるのです。
そこで本記事では、考えすぎる私が実際に試してよかった「書くこと」の効果やおすすめの書き方を紹介します。
同じように悩む方の心が少しでも楽になれば嬉しいです。
「書くこと」を始めたきっかけ

私が「紙に書く」ことを始めたきっかけは、ある一冊の本でした。
それが、なにおれさんの著書『生きづらい人のための休息戦略』です。
※この本は、kindle Unlimitedの読み放題対象です。無料で読めますので気になる方はぜひ。
この本には、HSP気質や内向型向けの具体的な休息方法が書かれています。
その中でも印象的だったことが「紙の束を机の上に置いて紙一枚につき一つの質問を書く」という方法でした。
たとえば、
- 今、不安なことは?
- どうしてそんなに不安なの?
- 何か解決策はある?
というように一枚につき一つの問いを書いて箇条書きで答えていく。
それだけで、頭の中のモヤモヤが整理されていくそうです。
これを読んでなんだか気になったので早速、A4用紙を購入して机の上に置いておくようにしました。
そして何かモヤモヤしたり悩みがあるときはとりあえず書くようにしたのです。
すると、ただ書くだけでも気持ちがスッキリして落ち着いていく感覚がありました。
それがメンタルにもいい感じだったのでモヤモヤしたら紙に書くというのが日常になりました。
頭の中のモヤモヤを「紙に書く」だけで変わったこと

紙に書くことを日常的にやってみて変わったことがあります。
それは、自分の悩みや不安が目に見えるようになったこと。
以前は頭の中でぐるぐる悩みすぎて、そもそもなぜこんなに悩んでいるのか、本当は何が不安なのかという根本的な部分が全く考えられていませんでした。
考えているのではなくただ悩んでいるだけだったので解決にもつながりにくいし、不安はどんどん大きくなります。
でも、こうった頭の中のモヤモヤをすべて紙に書き出してみると自分の頭の中が「見える状態」になるんですよね。
「あぁ、ここが不安なのか」と。
紙に書きながら自分と向き合うと冷静になれるのです。
少しずつですが、自分の気持ちを把握しやすくなりました。
とくに、感情的になりそうなときや心が沈んでいるときほど紙に書いて自分と向き合うことが大切だと思います。
なぜならネガティブな気持ちでいると、どうしても不安が大きくなり解決策を考える余裕もなくなりやすいからです。
とりあえず紙に書いてみるとそれだけでいろんな感情を吐き出すことができるし、それにより少し気持ちもラクになります。
また自分の悩みが明確になってくると、書いているうちに自然と「じゃあどうすればいい?」という視点が生まれて改善策が思いつくことも増えました。
気持ちが軽くなる!おすすめの書き方

紙に書くといっても何を書けばいいのか迷うこともありますよね。
私が実際にやってみてよかった書き方があるので紹介します。
それはA4用紙に「自分への質問を書く」ことです。
なにおれさんの著書『生きづらい人の休息戦略』という本に書かれていた方法ですね。
※この本は、kindle Unlimitedの読み放題対象です。
たとえば、今不安を抱えているなら「いま何が不安なの?」と問いかけてみる。
また、なんとなくモヤモヤしていてどうすればいいかわからないときは「今、頭の中にどんなモヤモヤがある?」と書いて、思いつくことを箇条書きにしていきます。
書いていくうちに、自分の内側がどんどん見えてきます。
さらに「どうしてそう思うの?」「それは自分にとって大切なこと?」「本当はどうしたい?」とさらに深堀する問いかけをしてみます。
きっと自分の中にある思い込みや固定観念、本当の望みに気づくことができます。
こんなふうに書き続けていくと気持ちが整理されて自然と解決策が浮かんできたりするんですよね。
「何を書いたらいいの?」というときも、まずは質問を書くだけでOK。
気持ちがモヤモヤしているときこそ、紙に向き合ってみるのがおすすめです。
考えすぎな性格でも大丈夫!

考えすぎてエネルギーを浪費している。
悩みやすい自分をどうにかしなければ、、
考えすぎて疲れるのがイヤだと思うことがあるかもしれません。
私自身そう思っていましたが、実はいい部分もあると気づきました。
こうして紙に書いて一つ一つ自分と向き合うことは自分の人生や生き方をよりよくすると思えたからです。
それが学びになったり、自分の思い込みに気づいて設定変更するきっかけにもなります。
無意識に自己否定しやすいときは何かしら「善悪思考」や「べき思考」があったりします。
▼自己否定をやめるための方法についてはこちらの記事でお話しています。
考えすぎる人は頭の中だけにせず、どんどん紙に書いて吐き出してみるとラクになるし、学びや気づきも増えると思います。
まとめ
紙に書くことで、考えすぎるクセが和らぎ、気持ちが軽くなることを実感しました。
- 頭の中のモヤモヤを外に出せる
- 自分の考えを客観的に見られる
- 不安を整理し、前向きな視点を持てる
- 本当の望みに気づける
人見知りで考えすぎる人こそ、ぜひ試してみてほしい習慣です。
紙とペンだけでできるので、気軽に始めてみてくださいね。
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