働くのが苦手。あまり無駄遣いはしたくない。
そんな方に向けて。
お金を稼ぐのが苦手だと、自分の暮らしや未来に不安を感じることがありますよね。
モノが多いと管理の手間もかかったり、買い物する時間も増えたりします。
でも、自分が持つ物を見直し、必要なものだけに絞ることで心もスッキリし、生活がラクになります。
今回は、働くのが苦手な人や、内向型・HSPのように刺激に敏感な人に向けて、「持たない・買わない・すぐ捨てない」という3つのポイントで、無理なく心地よく暮らすコツをお伝えします。
持たない・買わない・すぐ捨てない暮らしのメリット

たくさん持つことが本当の豊かさではないかもしれない。
むしろ、とことんモノを減らして本当に自分にとって必要なものだけを残してみると、実はお金もそれほどかからず心に余白ができると気づきました。
①モノが減ると心に余白ができる
働くのが苦手だと、毎月かかるお金の不安を感じやすかったりします。
でも、暮らしにかかるお金をとことん減らして、最小限のモノだけで暮らす生活に移行すれば、かなり不安は和らぐと思います。
実際に私は「これがないと生活に困る」というアイテムがけっこうありました。
でも、それは無意識の思い込みで別のもので代用できたり、自分で作れたりする可能性もありました。
モノが増えるほど管理も大変になり、心も疲れてしまいます。
とくに刺激に敏感な内向型の人やHSPの人は、気が散るモノが多い部屋だとストレスになりがちです。
でも、必要なものだけがある空間では心にゆとりが生まれ、心地よい暮らしができるようになっていきます。
②創意工夫する力が身につく
簡単にモノを増やさない生活をするには、創意工夫することが大切です。
必要だと思ったとき、すぐに買ってしまうのはとてもラクで便利なのですが、どんどんモノが増えてしまいお金もかかります。
簡単に買わないためには一度冷静になる時間が必要。。
このアイテム一つでどんな使い方ができるかな、他のモノで済ませられないか、意外と身近になるものでなんとか作れるかも、そんな視点が生まれるのです。
こんな感じで暮らしてみると、工夫次第でなんとかなることも意外と多いことに気づきます。
考え方や視点を変えることは人生でもきっと役に立つと思います。
③時間を好きなことに使える
部屋にモノが多いと、探し物に時間がかかったり、整理整頓にも手間がかかります。
新しいモノを買うときは、何を買うか調べて、比較して迷ったりする。
その時間も楽しかったりもしますが、実は買わなくてもいいものかもしれません。
そもそも、「持たない・買わない・すぐ捨てない」暮らしをしていると、そんな時間もぐっと減ります。
自分の好きなことや心満たされることに時間を使えるようになったりします。
私はこの変化を実感していて、以前よりも絵を描いたり、静かに本を読んだりする時間が増えました。
「持たない・買わない・すぐ捨てない」を実践するコツ

ここからは、「持たない・買わない・すぐ捨てない」暮らしをするための方法を紹介します。
全部で5つあります。
①買う前に「本当に必要?」と問いかける
私たちは日常の中で「これは絶対に必要!」と思い込んで買い物をすることがよくあります。
でも、少し立ち止まって自分に問いかけてみると、案外そうでもなかったりするのですよね。
たとえば私の場合、最近パステル画を始めて、細かい描写用にパステル色鉛筆の60色セット(約1万5千円)を買おうとしました。
でも割とお値段もするので「本当に今、これだけの色が必要?」と自問した結果、初心者の私にはもっと少ないセットで十分かもしれないと思いました。
一旦冷静になってみると、物への執着がゆるみ、心にも余白が生まれます。
買い物で迷ったときは「とりあえずカートに入れてその場では買わない」のもおすすめです。
「今、本当に必要?」「似たものが家にない?」「買わなかったら困る?」など、自分に5回問いかけてみるだけで、本当に必要な物だけを選べるようになります。
②シェアすることや別のもので代用する
買う前に、まず家の中をよく見てみます。
意外と似たような物があったり、代用できるものが見つかることがあります。
また、あまり使わない物は家族や友人とシェアすることもできます。
私は以前、夏の時期に遠出する予定があり、つばの広い帽子が必要でした。
そんな時、やっぱり買うことを考えていたのですが、ふと家に母の帽子でちょうどいいものがあったので借りて出かけました。冷房対策でショールも。
頻繁に使うものでないならシェアしたり、別のもので代用する発想もおすすめです。
全部自分でそろえなくていいと思えると、経済的な負担も減ると思います。
③自分で作ってみる
必要になったとき、つい市販のものを買うことを考えがちです。
でも、あえて自分で作れないか問いかけてみます。
実は自分で作った方が手軽だったり、それで十分なこともあります。
私が最近よく作っているものが、アロマのマッサージオイルやオートミールのクッキーです。
「アロマのいい香りに包まれながらマッサージをしたい…」
そう思い立ったけど、買うとなかなか高いし日常使いしにくいと思っていました。
そこで大容量のスイートアーモンドオイルだけ購入して、家にある精油を混ぜて作ってみましたが、これで十分満足でした。
また、オートミールクッキーは自分で作ったほうが好みに合うものが作れます。
なかなか自分好みのものが売っていない、買うかどうか迷ったときは自分で作ることも視野に入れてみるといいかもしれません。
ほぼ引きこもりの私が家の中で楽しく暮らすコツについて、【引きこもりニート】家時間を充実させる方法5選!【お金をかけないポイント】でお話しています。
④長く愛用できるものを選ぶ
「すぐに捨てない」ことも、心地よく暮らすための大切な工夫のひとつです。
モノを長く愛用することは、結果的に無駄な出費を減らし、気持ちにも穏やかにしてくれます。
たとえば洋服なら、化学繊維よりも綿や麻などの天然素材を選ぶと、肌ざわりがよくて長く着られることが多いです。
自分が本当に好きなものを選んで、愛着を持って使い続けると、暮らしの中に小さな安心感や満足感が育っていきます。
私は収納グッズは無印良品のものをよく使っています。
100円ショップのものも便利だけれど、無印のアイテムは見た目もすっきりしていて丈夫そうなので長く使えそうだなと思って選んでいます。
もし、手放すことになったとしても無印の商品なら喜んで使いたいという人がいるかもしれない。
まあ、そんな感じで手放すときのことも少しだけ視野に入れておくと安心かと思います。
断捨離してみると、モノを捨てること、手放すことはかなりの労力がかかるので…
⑤お金を使う優先順位を決める
お金を使う優先順位を決めておくことも大切です。
すべてのものに同じだけお金を使うのはなかなか大変。。
なので自分にとってどうでもいいものにはとことん質素になり、自分にとって価値のあることや大事なことにはドーンとお金をかける。
そんなメリハリのある使い方をすると幸福度や満足度も変わるのかなと思っています。
たとえば私の場合、絵を描くのに必要なお金や腸の健康に必要なものは優先的にお金を使うようにしています。
これが私にとっての幸せにつながっているからです。
でも、その分美容や洋服などにはあまりお金をかけていません(笑)
ここは自分がどんな価値観を持っているかによって変わってくる部分だと思います。
価値観について、自分の価値観って何だろう…見つけるための5つの質問でお話しています。
まとめ
働くのが苦手な人は、モノをとことん減らすことでかなりラクになるかと思います。
「持たない・買わない・すぐ捨てない」というシンプルなルールは、心に余白が生まれ、お金の使い方も変わったりします。
本当に必要な物だけを選び、長く大切に使うことで、無理なく豊かな日々を作ることができます。
無理に頑張らず、自分のペースでできることから始めてみてくださいね。
暮らしがすっきりすると、心も自然と軽くなっていくはずです。
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