こんにちは、まゆです。
自分で考える力を身につけようと学んでいるところです。
今回は、「自分の頭で考える力をつけるために大切なこと」についてお話していこうと思います。
自分で考えられることは人生で大きな強みになってきます。
変化の大きい時代だからこそ、考える力を鍛えることは重要だといわれます。
私は長年自分で考えることが苦手でした。
でも、このままだと流されるように生きることになるし、自分で考えられないままだときっと後悔すると思いました。
それは自分の人生を他人にゆだねることになるし、その結果、時間やお金を失うことにもなりかねないと思ったからです。
そこで最近になって、ようやく「考える力」をつけるための本を読み始めたんですよね。
そこで学んだことを今回メモとしてまとめてみようと思います。
よかったら参考にしてもらえたらうれしいです。
なぜ自分で考えることが大事なのか
「自分で考えることが大事だよ」といわれるけど、それはなぜでしょう。
私は自分の頭で考えるのはめんどくさいし、できるならすぐに答えがほしいと思っていました。
でも、これって他人の思うように動かされてしまうってことにならないかと。
買い物でも「この商品が人気だから」という理由だけで買っていたら自分の満足感は得られないし、浪費になってしまうかもしれません。
一方で、自分の頭で考える習慣がある人は「その商品を買うことで何が得られるか」「その金額を払ってまで本当に欲しいのか」と考えることができます。
そのため、もっと自分にとって意味のあることにお金を使えたりします。
お金の使い方に答えはないし、ある人にとっては浪費でも、ある人にとっては投資にもなります。
学校の勉強と違って人生に正解はないし、どう生きるかも自分で決めて選んでいかないといけない。
でも、自分で考えず流されるままに生きていたらどうなるか。。
それは、他人の望む人生を生きることにならないか。。
人にはそれぞれ個性があり、人生で何が大切かという価値観も違いますよね。
それなのに他人の意見や考えを全く疑わずそのまま鵜呑みにしていたらどこかで問題が出てくるかもしれません。
自分と他人は全く違う人間だからです。
だからこそ自分で考えることが大事なんだと思います。
考える力をつけることで自分軸で生きることができ、望むような人生を生きられるのではないでしょうか。
自分で考える力をつけるために大切なこと
自分で考える力をつけるために大切なことは7つあります。
①自分の興味関心から広げる
純粋に自分が興味を持てるもの、関心のあるものから考えを深めたり、広げていくのがいいですね。
気になる分野とか好きなものから始めたほうが楽しんでできると思います。
私の場合、絵を描くことがすきなので「独創的な絵の描き方」や「絵になるモチーフ」などについて考えたりしています。
いきなりむずかしいことを考えても大変なので、まずは興味のあるものから考えてみるといいですね。
②情報や知識を集める
自分の頭で考えるには、元になる材料が必要です。
その材料というのが、情報や知識ですね。
ふだん自分の頭で考えるということをあまりしてこなかった私は、まず「考え方の本」を読むことから始めました。
自分で考えることが大事なのはわかっているけど、そもそもどうやって考えたらいいのかわからなかったんですよね。
なので、まずは図書館で本を借りて知識を集めることにしました。
そのおかげで少しずつどう考えたらいいのかがわかってくるようになりました。
こんなふうに、何かを考えるためには最低限の知識が必要になってきます。
考えるための材料が足りていないなと思う場合には、ネットや動画、書籍などから情報収集してみるのがおすすめです。
関連記事:図書館で月10冊本を借りるようになったら生きるのがラクになってきた話。
③学んだ知識を自分事に置き換える
ある事柄について学んだあとは、それを自分のことに置き換えてみましょう。
そうすることで、より理解が深まったり、実際の生活に役立てることができます。
例えば、最近話題の「chatGPT」について学んでみたとします。
そこで自分事に置き換えて考えてみます。
- chatGPTを仕事に取り入れたら自分の生活はどう変わるだろう
- アイデア出しに悩むことが多かったけど、chatGPTを活用すればラクに面白いアイデアがつくれるかも
- 愚痴を聞いてもらう使い方もできるみたいだから、メンタルが弱ったときに相談相手になってもらおうかな
みたいな感じで、得た情報を自分事に結び付けて考えてみます。
自分につなげてみると考えやすくなりそうだね。
④思い込みや固定観念に気づく
考えごとをするときは、思い込みや固定観念に気づくことも大切です。
新しくアイデアを考えたい場合には思い込みが邪魔になることがあります。
なのでまずは前提となるものを疑ってみたりするといいですね。
例えば、絵を描くにはお金がかかるという思い込みがあったとします。
でも、1番身近にある鉛筆だけで絵を描いてみるのはどうでしょうか。
色を使わないという制限があるからこそグレーの濃淡で表現する面白さに惹かれるかもしれません。
少しだけ思い込みを外すことで、そんなにお金をかけなくても絵は描けることに気づけたりします。
⑤視野を広げる
今見えているものが全てだと思うことがあるかもしれません。
目の前のことに行き詰まったり、悩んでいると視野が狭くなりがちです。
そんなときにはもう少し広い世界で物事を見てみるのです。
例えば、働くのが苦手でほぼ引きこもっている人がいたとします。
ちなみに私がいまそんな状況なのですが、こんな自分を「田舎に住むひとりの人間」としてみるとなんだか不安になる自分がいました。
でも、もっと視野を広くして日本全体や世界まで広げてみて、その中のひとりとして自分を見てみることにしました。
すると、自分みたいな人はきっとたくさんいるし、悩みが少しだけちっぽけにみえてきました。
よりよく考えるためにはもっと広い範囲で物事をみていくとよさそうだね。
⑥日常を学びに変える
学ぶためにいろんな情報に触れることは大切です。
でも、それは本の知識やネットの情報に限らずふだんの生活の中にも学びはあるものです。
日常の出来事や人との会話、アニメ、漫画、小説、音楽、アートなど、触れるものすべてが学びになります。
例えば、アニメを見るのが好きな人は、
アニメを通して自分にないものの見方を学べたり、友情や家族の大切さに気づけたりすることがあります。
娯楽を学びに変えるコツは、
- ふだんから好奇心や関心を持つこと
- 自分事に結び付けて感じること
この2つがとても重要になってきます。
具体的には、普段から家族との過ごし方を大切にしていて、家族愛をテーマにした物語をみて「大切な家族との時間の過ごし方はこのままでいいんだろうか?」と自分に結び付けて問いかけてみる。
そうすると時間の使い方を見直して、より家族との関係を深めたりすることもできると思います。
⑦古典にふれてみる
時代が変わっても長く読み継がれている古典は、どんな時代にも変わることのないものが学べます。
過去の人の知見や知恵を自分の中に吸収していくことで、困難なことに向き合いやすくなったり、壁にぶつかっても乗り越えられるのではないでしょうか。
とはいっても、古典はなんとなくむずかしそうなイメージがあるかもしれません。
そこでおすすめなのが齊藤孝先生監修の「名著こども訳シリーズ」です。
「孫子の兵法」「武士道」「菜根譚」「君主論」などの古典が子どもにもわかりやすい表現で書かれています。
色付きでイラストもあり読んでいて楽しいのでぜひおすすめです。
まとめ
今回は、自分の頭で考える力をつけるために大切なことを紹介しました。
自分の頭で考えるのは案外むずかしいものです。
私も練習しているところですが、自分で考えて決めることができればきっと納得感があるし、人生を自分軸で生きることにもつながります。
まずは楽しんでできそうなことから始めてみてはどうでしょうか。
何か参考になることがあればうれしいです。
では、また。
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