
こんにちは、繊細な心の絵描き、まゆ(@mayu_artgram)です。
「アクリルと油絵、どちらで描いたらいいの?」と迷ったことはありませんか。
どちらも似た部分があるので、迷う方も多いのではないでしょうか。
自分に合うかどうかは実際に試してみないとわからない部分でもあります。
私は高校時代に美術部に入っていて油絵を3年ほど描いていました。
その後は、アクリル画を描くようになって7年くらいになります。
両方を試したからこそ感じた魅力やむずかしさがありましたので、今回は油絵とアクリルのちがいや最終的にアクリルを選んだ理由などをお話ししたいと思います。
アクリルと油絵の基本的な違い

まずは一般的な油絵とアクリルの違いからまとめてみます。
- 乾きの速さ
アクリルは数分~数十分で乾きます。一方、油絵は数日から数週間かかることも。 - 溶き方・におい
アクリルは水で溶けて片付けも簡単。油絵は溶剤や油を使うので独特のにおいがあり、換気も必要です。 - 質感・発色
アクリルは絵具によってツヤがあったり、マットな仕上がりになる。油絵は凹凸感、重厚感、深みが出やすいです。 - 扱いやすさ
アクリルは水に溶いて使えるため扱いやすく気軽に始められます。油絵はキャンバスや道具の管理を含めて少し手間がかかります。
油絵を描いてみて感じたこと

高校時代、私は美術部で油絵を描いていました。
油絵の良さは、なんといっても絵具の凹凸や重厚感です。
すぐには乾かないので、グラデーションをゆっくり作れるし、色の深みが出るのも魅力的でした。
テレピン油のにおいはありましたがそんなに苦手でもなかったし、ネチョっとした絵具の感じも心地よかった(笑)
筆で絵具をのせていく、ナイフで絵具を盛り上げる感覚は、油絵特有のもので静かなワクワクがありました。
でも一方で、乾くのに時間がかかるため、短時間のうちに上からどんどん重ねてしまうと色が濁ってしまうこともあり、専用の筆洗液が必要で筆のお手入れなどもちょっとめんどうに感じることもありました…
アクリルを描いてみて感じたこと

一方で、アクリルを初めて使ったときはなんとなく描きやすさと発色のよさに惹かれました。
まず、乾きが早いこと。
色を重ねたいと思ったら、すぐに次の色をのせられる。
私はどうしても途中で描きながら調整することが多いので、すぐに乾いてくれるのは作品数を増やしたい、色の発色のよさを活かしたい自分の描き方に合っていたのだと思います。
そして、水で溶ける安心感。
片付けが簡単で、においも気にならないので、心地よく制作に没頭できました。
私がよく描くファンタジーの世界や、小人や動物たちが登場する不思議な風景には、このアクリル絵具の色合いがしっくりくると感じました。
絵の具をスポンジでスタンプのように重ねる技法も、アクリルだからこそできるお気に入りの方法です。

メディウムを使用すれば、油絵のような凹凸のある画面をつくれたり、透明感のある絵具をつくれたりします。
こんな部分も、アクリル画の魅力かも。
私がアクリルを選んでいる理由

油絵も魅力的ですが、今の私は主にアクリル絵具を使って絵を描いています。
- 制作リズムが合う(乾きが早いことで、自分の直観や感覚的な表現を試しやすい)
- 作品数を増やしやすい(速乾性があるため、複数の絵を描き進めることが可能)
- 失敗しても簡単に修正できる(下の色の影響を受けにくい)
- 絵の具の発色がいい(鮮やかで豊かな色合いをつくりやすい)
- 道具の手入れがラク(水に溶いて使うので負担が少ない)
- 支持体を選びやすい(紙、キャンバス、木製パネルなど自由に描ける)
- 耐光性、耐久性がある(販売するときに安心感がある)
- 油絵のような凹凸感もつくりやすい(専用メディウムで幅広い表現が可能)

7年以上使ってみてアクリル絵具のほうが、自分の描き方に合っているのかなと思っています。
これから描く人へのメッセージ

もし「アクリルと油絵、どっちがいいの?」と迷っている方がいたら、こう考えてみてください。
- 油絵が合う人:じっくり取り組みたい人、深みや重厚感を大切にしたい人
- アクリルが合う人:テンポよく描きたい人、ニオイに敏感な体質の人、気軽に始めたい人
どちらか一方に決める必要はありません。
小さな作品から両方を試してみると、自分に合う画材が自然に見えてくるかなと思います。
絵具は新品のセットで買うとお値段もかかるので、メルカリなどで中古の絵の具を少量買ってみて試すのもいいかもしれません。
おわりに
アクリルも油絵も、それぞれに素晴らしい魅力があります。大切なのは「どんな絵を描きたいのか」「自分にとって心地よい描き方や制作スタイル」などで選んでいくことかなと思います。
私は両方を体験したうえで、今はアクリルが自分にしっくりくると感じています。もしあなたも迷っているなら、ぜひ一度両方に触れてみてください。きっと、自分の感性に合う画材が見つかると思います。





コメント